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「売る力」は「届ける力」

ぼくはビジネスをするのに一番大切なスキルは『売る力』であると思っています。

なぜかって言うと、答えはシンプルで「売れないと価値に変わらない」からです。

 

どんなに素晴らしいサービスを作っても売れないとお客様の手元には届かない。手元に届かないっていうことは、価値を感じてもらえないので広がっていかない。

”作る”までの行為は一人でもできるのですが、”売る”とは人を伝えることであり、必ずそこには人がいます。その人に向けて色んな方法で価値を『届ける』必要があります。

 

価値を伝える方法として『マーケティング』と『セールス』があります。

起業してビジネスを広げていくということは、2つの方法をミックスさせながら、自分が作り上げた商品やサービスをお客様に届けていくのです。

今回は『マーケティング』と『セールス』の観点から、”価値を届ける”ことについてお伝えしていきます。

01.売る=届ける

売れないと価値には変わりません。

今、話題の芸人でありながら絵本作家であるキングコング西野さんが、『売ること』について面白いことをおっしゃっています。

「作るだけ作って、売ることは他人任せ」って、
お前、それ、育児放棄じゃねーか!

参照
URL:https://lineblog.me/nishino/archives/9255691.html (2017/1/17 の記事より)

西野さんの絵本はもちろん素晴らしいクオリティーですが、絵が上手い絵本作家は今までいっぱいいました。

彼がこれだけ注目されているのは、今までの絵本作家では考えられなかった『売る』ところまでタッチしているってことです。

 

商品やサービスの創り手は、良いもの作って満足してはいけないのです。

良いものを実際に使って頂いて、感じて頂いた、自分の人生を豊かにするツールとして活用して頂くことまでやるんです。

 

『売る』=『届ける』です。

 

お客様に価値を届けるために、『届ける力』を磨かないと、丹精込め作った商品やサービスにも失礼だし、必要としているお客様の幸せのチャンスを奪ってしまうことになります。

 

起業して独立を目指す方、既に自分でビジネスを立ち上げて独立している方。

『売ること』から逃げてはいけません。自然に売れるっていう空想は捨ててください。

泥臭いことしまくって、失敗しまくって、いっぱい勉強して、諦めずにやりまくって届ける力である『売る力』を研ぎ澄ましていくのです。

そうすると、もっともっと多くの方があなたの商品やサービスを利用でき、喜んで貰える方が増えていきます。

02.2種類の価値の届け方

マーケティングの価値の届け方

マーケティングの本質はシンプルに言うと『信用の積み重ね』です。

ブランディングする、広告を打つ、ブログを更新する、SNSに投稿、動画投稿。など。

一つ一つのアクションは薄いですが、着実に信用を積み上げていく手段であり、”信用貯金”としてお客様に積み上がっていき、一定量を超えると商品やサービスの購入するのに必要な行動をお客様自身がとってくれます。

セールスの価値の届け方

セールスの本質は『信用の急速充電』です。

しっかりと要望を聞き出す、オススメする理由を明確に伝える、購入にあたり不安を取り除く。など。

これらのアクションは、信用力を一気に加速させてくれます。実際に会ってセールスをする場合、お客様の購入意欲や心理状況、経済的な状況もその場掴むことができます。

適切に掴めると適切な提案ができ、購入まで進めてもらうことができます。

お客様によって購入に至るまでの”比率”が違う

お客様が購買に至るまでのプロセスは、マーケティングの比率が高い方とセールスの比率が高い方と様々です。

 

100%に達すると購買に至るとすると

さちこさんは

『マーケティング活動によって80%まで買いたい気分になって、残り20%はセールス活動』

たろうさんは

『マーケティング活動によっては20%まで買いたい気分になり、残りの80%はセールス活動』

買う気マンマンで来た方とフラッと来た方っていう違いイメージです。

このようにお客様によってマーケティング比率とセールス比率にはバラツキがあります。

 

また、ビジネスのを仕掛ける側の経営者によってもどちらに力を入れていくのかバラバラです。

マーケティング活動に力を入れてお客様を90%まで信用力を高めてから残り10%をセールス活動でする。

マーケティング活動では信用10%の段階にしておいて、残りの90%をセールス活動で行う。

 

どちらもやり方として正しいです。最初に取り掛かった分野の違いです。

ビジネスとして成長は、マーケティング活動でも100%、セールス活動でも100%にできるように取り組んでいくってことです。

どちらも完璧っていうビジネスはありません。両方を連鎖的に上げていくってことです。

03.マーケティングとセールスのメリット・デメリット

先に言いますが、起業をしてゼロからイチを起こすには両方のスキルが絶対に必要です。

セールスとマーケティングの比率が100:0のように、片方だけやって片方を完全にやらないってことはありえません。

 

結論としては、両方磨くべき!!なのですが、『マーケティング活動とセールス活動のどっちを優先させたらいいの??』って疑問に思った時のヒントにして頂ければと思っています。

マーケティングのメリット・デメリット

メリット・・・積み重ねるができる、積み重ねれば信用力か確実にアップする、自動化できる、コンテンツ化できる、大きな仕組みができる、一度に大人数にアプローチできる

デメリット・・・時間がかかる、やり方によっては費用がかかる、効果が見えにくい、媒体が必要(広告媒体、HP、SNSなど)、

セールスのメリット・デメリット

メリット・・・時間が短縮できる、効果が目に見える(購入に至るかどうか)、自分一人いればどこでもできる、高額単価の販売がしやすい

デメリット・・・自分がいる時しかできない、一度に大人数アプローチしにくい、自動化し難い、継続的な積み重ねがしにくい(その人だけにずっと話せない)、コンテンツ化しにくい

 

シンプルに言えば、

マーケティングのいいところは、自分が直接話さなくて信用力が積み上がっていくことであり、デメリットは信用力を積み上げるのに時間が掛る。

セールスのいいところは、購入までの時間を短くすることができることであり、デメリットは自分がいる時しかできない。

ということです。

まとめ

今回はビジネスを『売る力』をテーマにマーケティングとセールスについてお届しました。

『売る』っていうことをもっとも、もっと極めていけば、ビジネスはめちゃくちゃ楽になり、楽しくなります。

 

もちろん、マーケティングするには、セールス力(営業力)を身につけるには時間がかかります。

これらの時間をショートカットする行為が『学ぶ』・『真似る』ということです。

 

僕からもドンドン、役立つ情報をパクッてください!

全然出し惜しみしないので、ドンドン使い倒してください。

 

では、ありがとうございます!

 

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