男性と女性ではマーケティングプロセスの基本が違います。男女は身近にはいるけども『異星人』と言われるくらいに、理解が難しい存在でもあります。
これは、ビジネスにも言えることで、教科書通りのマーケティング・プロセスをやっていて結果が出ないのは、男女の脳の違いによる、マーケティング・プロセスを理解せずに行ってしまっているからです。
今回は、男性客と女性客のマーケティング・プロセスの違いについて、基礎を解説していきます。
では、早速始めていきましょう!!
男性の脳と女性の脳の違い
男性脳と女性脳は構造が全くの違います。
【出典::【男女の脳の違いを生かしたなでしこジャパン佐々木監督 | 日立ソリューションズ】
詳しい話は、上記のリンクを見てもらったらわかるので、ザックリとした違いを解説します。
【男性脳の特徴】
・左脳的な思考で論理的に物事を判断する
・脳梁が細いので、右脳と左脳の連携が遅く、マルチタスクには不向き
・目的思考で、常にゴールを目指している
・基本的に、コミュニケーションはめんどくさい
【女性脳の特徴】
・右脳的な思考で感情的に物事を判断する
・脳梁が太いので、右脳と左脳の連携が速いので、マルチタスクには向いている
・瞬間思考なので、今の瞬間が楽しい・心地良いで動いている
・基本的にコミュニケーションがないと生きていけない
こういった、男女において脳の違いがそもそもある中で、同じマーケティング方法をとっても売れないのは当然です。
ここからは、男性向け・女性向けに分けて、マーケティングのアプローチを解説していきます。
男性客と女性客のマーケティングプロセスの違い
これからの時代、特に個人起業家やフリーランスの方はふわっとしたマーケティング戦略では、箸にも棒にもかからず、全然集客ができないという状況に陥ってしまいます。
だからこそ、しっかりとターゲットを絞る、絞ったターゲットに刺さる商品や、コピーライティング、プロモーション・プロセスが必要です。
男性は論理が中心・女性は感情が中心
例をあげるとわかりやすいので、今回は英会話教室を事例として取り上げます。
男性は論理的にアプローチする
【出典:http://www.veritas-english.jp/】
こちらは、男性のビジネスパーソン向けの英会話教室のプログラムです。
具体的に「なにが・どのくらいの時間で・どんな効果があるのか」が書かれていますね。
この、論理的にわかり、費用対効果がイメージできると男性は購買への決断をすることができます。
男性の脳の構造として、論理的に物事を考えるので、セールスコピーも「論理的か?」がもっとも重要な要素となります。
では、比較として女性向けの英会話教室を見てみましょう。
女性は感情にアプローチする
【出典:https://www.kireienglish.com/】
こちらが、女性の英語講師が女性に英語を教えるときに、セールスコピーです。
男性とは違って、「この英語教室に通ってどんな気持ちになるのか?」という感情の部分に訴えかけています。
そして、このコピーの中には、男性向けにあった論理的な部分はほとんど入っておりません。
女性向けのコピーは、「感情にどれだけ訴えられるか?」が最重要項目なのです。
男性客と女性客のマーケティングプロセスの一歩目
英会話での、コピーを比較してもわかる通り、男性向けのコピーと女性向けのコピーは全く違います。
これを混ぜてしまうと、読み手(見込み顧客)からすると、論理的なの?感情的なの?とわからなくなり、一貫性のないコピーになり、すぐに読むことを離脱してしまいます。
これは、商品設計でも、SNS・HPでの発信・セールストークにも同じことが言え、論理的なアプローチで攻めるのか、感情的なアプローチで攻めるのは、マーケティング活動をする前に決めておく必要があります。
なので、男性客と女性客のマーケティングを始めるにあたり、「論理的に振り切るのか、感情的に振り切るのか」を決めることが、売れるマーケティング・プロセスを作り上げる一歩目となります。
まとめ
今回のように、男性と女性のマーケティング、セールスの違いについての内容をこれから、どんどん発信していきたいと思っています。
今まで、なんとなく理解していた部分や、なんとなくやっていた部分を、僕のコンテンツで具体化して頂けると嬉しいです。
では、また次回の記事を楽しみにお待ちくださいね。