仕事においても、プライベートにおいてもファン作りはとっても楽しいものです。
ファンの作り方とは仕組み作りです。ファンは自然になってもらえるのではなく、なってもらうように導いていくのです。
私も独立した1年目は全くMYファンがいませんでした。
ファン作りが出来ていないと・・・
・収入がぜんぜん安定しない。(生きていけるだけの生活費や売上が全く見えない・・・。)
・心がまったく落ち着かない。(自分が正しいことをしているのかめっちゃ不安になる)
・めっちゃ新規の契約が欲しいから、ガツガツとした焦りが全面に出てしまう。
・そもそも仕事する相手がいない。(継続的にコンサルできる相手がいない)
・目先のことしか見えないので、将来のことが考えられない。(今、この瞬間の売上に必死)
1年目に全然、自分のファンがいなかった時は収入もほとんどなかったし、精神的にもドン底でした。
全く寝れないので、夜中の3時にアルコール度数8%とか9%とかのチューハイを一気飲み。
そして、フラフラになってまた眠りにつく。
普段は、350ミリのビールも飲みきれない僕がです・・・。
そんな僕が、独立して4年目となり、多くクライアント様の恵まれています。
そして、楽しく自由にやりたいことができるようになったのも、この『ファンの作り方』を実践してきたからです。
強烈なMYファンが増えれば増えるほど、ビジネスは軌道に乗り、楽に経営することができます。
今回は、
『ファンを理解する』
『顧客を魅了するブランドをしっかりと創り上げる』
『顧客と接点を持つために発信していく』
『顧客様からファンへ』のMYファンを作る一連の流れをお届けいたします!
ファン作りはこんな人にオススメ
- サロン経営スタートしてファンをこれから作っていこうと思っている
- 1回目は買ってくれてお客様になってくれるけど、リピート購入に繋がらない
- 保険営業を始めたが、正しい営業ステップが分かっていない
- 税理士として起業はしたけど、顧問先との関係がうまくいっていない
- 占い師・ヒーラーとして起業したけど定期的なお客様(ファン)がいない
- コーチとして起業はしたけど、クライアントがなかなか獲得出来ていない
- 自分のビジネスで起業してみたものの、お客様が一人、二人くらいしかいない
- 将来が不安だから起業準備としてファンの作り方を真剣に学びたい
ファンには2種類ある!
それは『人ファン』と『商品ファン』です。
人ファン:「私は松潤派〜」「私は斎藤工が好き〜」「◯◯先生を尊敬してるんです!」のように、人に紐付ファン。
商品ファン:「やっぱりビールといえば、スーパードライでしょ!」とか、「きのこの山よりタケコの里!」のように商品に紐付くファン。
普段何気なく思っていることですが、これを意図的に作り出そうとすると、なかなか大変であり難しい!
『人ファン』と『商品ファン』ができる要素を分解してみましょう。
2つの要素
人ファンの要素・・・見た目、心のあり方、リーダーシップ、コミュニケーション力、卓越した才能、想いやり、情熱、夢、プレゼンテーション力、笑顔、営業力。
商品ファン要素・・・機能、品質、ブランドイメージ、作っている会社のポリシー、コストパフォーマンス、優越感、高揚感、ファンション性、見せ方、希少性。
2つの要素をしっかりと理解することで、自分のビジネスとして置き換えた時、どの要素を伸ばしたらいいのかが見えてきます。
それを、研いで研いで研ぎまくると『強み』や『UPS(ユニーク・セールス・プロポジション)』と言われるようになり、顧客がファンへの変化していくのです。
ファンが勝手に集まってくるブランド作り
「焼肉食いに行こうぜ!」ってより「松坂牛食いに行こうぜ!」って言われるのが嬉しいし、「時計あげるわ〜」ってより「ロレックスあげるわ〜」って言われるほうが嬉しいです。
なぜでしょう!?
松坂牛は、柔らかいし、高級品で、牛肉の最高ランク。
ロレックスは、高級品で、お金持ちの象徴で、時計の中でええやつ。
などのイメージを抱き、そのイメージに好感を持っているからです。
ブランドとは”モノ”に『意味を付加する』ことなのです。
ファンが引き寄せられるブランド作り
では、意味を付加するブランドとはどういうことでしょう。
ファンが引き寄せられるブランド作りとは『オリジナルの世界観を創り上げる』ことです。
あなたはどんな世界感を表現したいですか?
あなたが生み出す商品はどんな世界感を感じてもらいたいですか?
漠然と考えているだけではいけません。誰にでもわかりやくすて、魅力的に表現していくのです。
「どこが魅力的か?」「どこにメリットを感じてもらえるか?」「どんな個性が出せるか?」「他にないこだわりは?」
これらを、わかりやすい言葉で、わかりやすい見た目で、ストーリーとして描き世界感を表現していくのです。
- 日本一のお米と日本一のご飯のお供を使ったおにぎり
- 超デカ盛り松坂牛チャーシューまみれの極上ラーメン
- 30日間で世界一のプレゼンテーション術が学べる講座
- 一口でファーストキスの味を思い出さてくれる甘く切ないチョコレート
(すべて僕が勝手に考えたので、あるかないかわりません笑)
強烈なインパクトを与えることができれができるほどに、顧客様は興味持ち引き寄せられてきます。
自ら作り出した世界感ばバチィィ!!っと顧客様の心に響いた時に顧客様は魅了され虜になるのです。
ブランドは発信によって根付いていく
ブランドは作るだけでは全く意味がありません。しっかりとした『発信』が必要です。
発信し続けるから、ブランドイメージが定着していきます。
テレビCMがまさにそうです。
auのテレビCM『三太郎』シリーズは、3年連続CM好感度1位。2015年からシリーズとしてスタートしております。
auの前の1位は、ソフトバンクのお父さんシリーズです。お父さん犬は2007年から登場しております。
また、イメージカラーもau=オレンジ、ソフトバンク=白で定着しております。
これは、長年発信し続けてていったから、私たちの記憶に残っており、イメージとして定着しているのです。
ブランド作りにはこの『発信』をする媒体が必要であり、メッセージを発信し続ける。
あなたが使える発信ツールを最大限に活かすのです。
ブログ、ホームページ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、広告、ホームページ、チラシ。
SNSのような拡散性の高いツールで多くの方に接点もち、ホームページやブログのような蓄積型のツールで浸透させていく。
それぞれ発信するツールには特徴があるので、その特徴をしっかりと掴みながら、上手く掛け合わせて発信効果を高めていくのです。
そして、発信しまくって発信し続ける。そうすると、オリジナル世界感が小さいながら確実に世の中に浸透していきます。
顧客の4つのステージ
ステージ1:見込み顧客様見込み
見込み顧客様見込みとは・・・見込み顧客様になる可能性のある人
最重要ポイント:認知を広げる
認知を広げるために
- SNS(フェイスブック、ツイッター、インスタグラム)
- ブログ(アメブロ、はてなブログ、ワードプレス)
- 広告(フェイスブック広告、アドワーズ広告など)
- リアルな場に足を運ぶ
などを使って、見込み顧客様見込みと接点をできるだけ多く持つようにします。
その為に、SNSやブログなどを定期的に発信していき、ブランドを発信し続けて、認知をしっかと広げるようにして自分のブランドを世の中はアピールしていきます。
ステージ2:見込み顧客様
見込み顧客様とは・・・本命商品を購入する可能性のある方(小さなアクションをしてくれた方)
最大のポイント:①フロントエンドを利用してもらう、②ミドルエンド、バックエンドのオファーをする。
見込み顧客様とは商品やサービスを知ってるという状態から、一步進んでフロントエンド(接点の商品)を購入してくれた方のことです。
フロントエンド(接点の商品)とは
人ファンであれば、セミナーや交流会、体験レッスンなどのリアルで会える機会。
商品ファンあれば、1週間お試しセット、無料サンプルなどの使ってもらう機会。
フロントエンドで、「めっちゃいい人!」「この人から勉強したい!」「こんな素晴らし商品があったんだ!」と感じて頂く。そこに、バックエンド(本命商品)の提案をしていくのです。
見込み顧客様は、本命商品を買ってくださる確率がある方です。フロントエンドのサービスでどれだけ存在感と感動を出すかによって、バックエンドへ向けてのセールスのやりやすさが変わってきます。
ステージ3・4:顧客様→ファン化
顧客様とは・・・本命商品を買ってくれた方
ファンとは・・・定期的に商品やサービスを購入してくれ、協力者のような存在
最大のポイント:定期的な接点を持つ
具体的には次で見ていきましょう。
顧客様からファンへ!定期的な価値を提供する
顧客様になってからが、本当の意味でファン化へのプロセスとなります。
顧客様に
- 質の高いサービスや商品を提供する!
- 相手に一生懸命になる!
- 一回のセールスを全力でする!
などのことを、愚直に素直にやっているだけでは、ファンになってもらうのは難しいです。
顧客様をファンにするには、ちゃんとした仕組みをこちら側から用意する必要があるのです。
その仕組みを作るポイントは2つ。
・定期的な価値の提供
・顧客様同士の交流のコミュニティを作る
定期的な価値の提供
定期的に価値(自分のサービスや商品)を感じてもらわないと、サービスそのものの存在を忘れてしまいます。
顧客様が定期的に価値を受取やすい環境を創り上げるのです。
例えば
- 3ヶ月に1回に新商品の案内パンフレットを送る
- 毎月課金制にして、定期的に商品を購入してもらう
- ブログやホームページの更新をメルマガやラインで知らせる
- フェイスブックで繋がってもらい、今の状況を見てもらう
この目的は『毎回、買って下さい!!』っていうセールスの案内ではなくて、『忘れないでもらう』ことです。
人は単純接触回数が多ければ多いほどに、好感が増していきます。
顧客様は本命商品を購入して頂いているので、一定の好感は持ってくれています。
しかし、それだけではファンではありません。
それをコップの水が溢れ出すかのように、好感度数を上げ続けていくのです。
その為に普段から、単純接触回数を増やしておいて、有益な情報をアプローチし続けることで、好感度数が上がっていき、口コミや紹介、定期的継続購入をしいて頂けるようになるのです。
顧客様同士の交流のコミュニティを作る
ファンクラブです。
顧客様は、「このサービス大丈夫かなぁ?」と心のどこかで不安に思っています。
このような心理状況では、ファンには絶対になってくれません。
人が嬉しくなるのは
- 「あの人も使ってる〜!」
- 「みんがいいよって言ってる〜!」
- 「行列が出来ている」
- 「なかなか手に入れない!」
のように他人からの高い評価です。
日本人は特に、他の人がやっていることが大好きですよね。「みんなやってるよ!」「みんなと同じだよ」って言葉に響きます。
顧客様⇒ファン化へは、実体験した感想や、体験談を顧客様同士で交換してもらうコミュニティを作るのです。
オンラインでもオフラインでもいいです。
そこで、顧客様同士が交流することで、お互いに安心感が生まれて、商品を使っている自分自身が間違っていないことを確信することができるのです。
まとめ
ファンを作るプロセスはとても長いです。
一旦仕組みが出来上がっていくと、ビジネスにとって強力な支えとなり基盤となってくれます。
ぼくもファンの作り方を実践していくと、本当に楽になりました。そして、楽しくなりました!
- オーストラリアで開催された世界ナンバーワンコーチのアンソニー・ロビンスのセミナーに10日間行けたり
- 大阪から転勤で東京で行ってもコンサル契約が継続したり
- 収入が安定してサラリーマンの数倍の収入は頂けるようになったり
- ガツガツとした空気感がとれて、成約率が飛躍的に向上したり
- 半年後、1年後、3年後を見越した自己投資ができるようになったり
たくさんある中でい一番嬉しいのは、『クライアント様と心の底から仲良くなれること」ですね。
本当に毎日楽しく、自分の成長と共にクライアント様へ成長と成果にフォーカスできるようになりました。
『見込み顧客様との接点を大切にする⇒ファン化へ導く⇒顧客様が自然に集まる⇒そしてまたファンができる』
これがナイスなスパイラルです。
まだまだ、ファン作りは奥深いので、これからもドンドン掘り下げて、発信していきます!