私たちは”独自の世界観”を持っています。
フリーランスや自営業といった起業して一人で頑張っているなら尚更、強い想いやこだわりがあります。
生まれた場所や育った環境、両親や友達。学校や学んできたこと、就職先、起業した理由、仕事に対しての大切にしている価値観などもすべて違います。
なのに、多くのフリーランスや自営業は”個性の出し方”に悩むわけです。
「私のやっていることは他の人もできる」
「すでにやっている先輩が沢山いる」
「個性溢れる面白い経験もないし、人に自慢できる実績もないなぁ」
などの”呪い”にかかってしまい、せっかくあなたの中にある”面白い個性”を見失っています。
アフターコロナ時代になりリアルからオンラインへが定着した今、集客の主戦場もリアルからオンラインへ切り替わり、今までは身近な地域で戦っていたらよかったのが、一気に全国の猛者たちと戦わないといけないという激変が起こっています。
しかも、ネットで検索すれば同業者がすぐに見つかり、簡単に比較検討できます。
だからこそ、セルフブランディングをしっかりと行い、SNSやオンラインの世界でも埋もれないように”キラリと目立つこと”が今まで以上に重要になってきたわけです。
なので今回は、アフターコロナ時代使えるセルフブランディングの作り方を4つにまとめてお伝えしていきます。
あなたはとても素晴らしい”世界感”を持っています。
”自分らしい”個性を爆発させて、ファンが引き寄せられる世界観を作っていきましょう。
夢について発信する
『夢はなんですか?』
最近、将来の夢について考える時間が減っていませんか?
若い頃や起業し始めた頃は夢にまで出てくるような叶えたい夢があったのに、今では今月の売上や来月から始める新しい企画などのこと、家族やプライベートの悩みなどに翻弄されてしまい、考える余裕が無くなってしまっています。
私達は、夢が無くなってしまったら”業務ができる普通の人”になってしまいます。
普通の人になりたいから起業したわけではありません。
“会社の枠組みに縛られず、自分の能力を遺憾なく発揮し、人に貢献し、ちょっとでも世界が良くなるお手伝いができたらいいな”という想いがあったから勇気を出して起業したわけです。
なのに、
夢は”想いの結晶”ですね。
「世の中がこんな風に変化したらいいのになぁ」
「こんな仕事がやってみたい!」
目標は”叶えるためにある”という義務感が強いものですが、夢は”叶ったらいいなぁ”という願望が強いものです。
目標を達成するためには、逆算し今できるタスクをこなしていくことをしますが、夢は目標よりも抽象的で道のりが長いものですね。
だからこそ、“想い”がこもるのは、目標ではなく、夢です。
「自分しかやってないこと」
「自分にしかできないこと」
なんてこの世界には存在しないけれど、
”自分にしか込められない想い”はたった一つ。差別化ポイントを作る時は
”想い”を言語化・ビジュアル化する。— 黒籔一秀/ファン作りの専門家/華道男子 (@redheart1104) September 20, 2021
ファンを作れる人は合わせられる人ではありません。合わせてもらえる人です。
言葉を言い換えると『人を巻き込める人』です。
人を巻き込める人には、夢があり、夢に向かって進んでいく力があります。
夢への想いや、進んでいく過程の両方ともがあなただけのオリジナルになり、誰にも真似できません。
”あなたらしい”という個性を作り上げるセルフブランディングとして”夢を追いかける姿”を発信していきましょう。
自分を強烈に好きになる
自分のことを好きになるってけっこう難しいですよね。
見た目のコンプレックスや、他の人と比べてしまって劣っているなぁと思う点がいくつも見当たりませんか?
私はすぐに見つかります。
天然パーマだし、飽き性だし、人の気持とか全然わかんないし。それに加えて、過去の人間関係においてもしんどい経験をしてきました。
それでも、私は私のことが大好きです。
キムタクみたいに男前でなくても、マザー・テラサのように清き心がなくても、ソフトバンクの孫さんみたいビジネスで成功していなくてもです。
あなたはあなたであり、あなたの変わりは一人もいません。
あなたがいることで、助かっている人は絶対にいます。
だから、マイナスなところばかり目を向けず、キラリと光る才能や将来の化ける可能性をもっと信じてあげる。
ファンができる人は、自分のことが好きであり、人のことも好きになれる人です。
セルフブランディングは自分のステキなところ、様々なツールを使って発信し、定着させていくプロセスのことです。
それを行っていくならば、”自分が好き”じゃないと、本音を偽り、当たり障りのない普通なことを発信してしまうことになりますね。
これでは、言葉に想いが乗らず、顧客様には響きません。
自分を好きになるこは一瞬できるものではありませんが、少しずつでも自分自身で自分の良いところを発掘し、認めていきましょう。
そうすることで、自信が付き、ついた自信が人を巻き込むエネルギーになっていきます。
言葉やクセは臆せずに出していく
借りてきた言葉では人は響きません。
頭で考えて使った言葉は、相手も頭で捉えます。自らの心から出た言葉は、相手の心にも刺さります。
どんなにキレイな言葉でも「こう言ったらこの人は喜ぶだろうなぁ〜」とスケベ心で選んだものには想いは乗りません。
ファン作りが得意な人は、言葉使いにクセがあります。これが独特な世界観を生み個性になります。
松岡修造さんやマツコ・デラックスさんがわかりやすいですね。クセはかなり強めですが好感度はバツグンです。
自分が使いたい言葉を使いたいように使う。忖度せずに発信する。
脳内から反射的に出た言葉をフィルターを通さずにTwitterやブログで発信する。
自分のクセが定着していくと「これは、あの人の発信だな!」とすぐに分かってもらえるようになり、セルフブランディングが順調にできている証拠となります。
あなたから出た言葉でしか、あなたの世界観を作り上げることはできません。
言葉のクセはあなたの個性を作りあげる大切な武器になります。
まとめ
フリーランスや自営業といった一人ビジネスオーナーが生き残っていくには、『自分の世界観』を作り出せるかどうかがキーポイントになってきます。
みんなが知りたいことは、すでにインターネットで検索すれば無限に出てきます。
ノウハウや手法では差別化できません。
なので、最後にお伝えしたいのは
思いっきり尖ったらいいんです!
思いっきり自分のクセを出したらいいんです!
あなたが諦めず、自分の世界観を表現していき続ければ、アフターコロナ時代でビジネス環境が毎日のように激変する社会でも、強烈なファンができ仕事も心も安定したビジネスを作っていくことができます。
あなたは、世界でたった1人であり、あなたの個性もまた世界でたった1つしかありません。
思いっきり自分の世界感を通してやりましょう!
では!