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ファン作りを加速させるターゲット選びについて

堅実にビジネスを成長させていくにはファン作りが必要です。

 

今までのビジネスでは

BtoB(Business to Business)の企業が企業に向けたサービス提供

BtoC(Business to Consumer)の企業が個人に向けたサービス提供

 

非店舗型の自営業の方が多いビジネスとして

CtoC(Consumer to Consumer)個人が個人に向けたサービス提供などが一般的です。

 

しかし、時代は急激に変化しており、今までのビジネスモデルでは長期的な成長と収入の安定は獲得できません。

 

これからの時代は

CtoF(Consumer to Fun) 個人がファンに向けたサービスの提供です。

 

「でも、ファン作りってどっから作ったらいいの?」という疑問があると思います。

これに、今回はファン作りで一番最初に悩む「ターゲットの選び方」について、点数理論に基づいて解説していこうと思います。

 

点数理論って言葉は硬いですが、難しくないので、どうぞ気軽に読み進めていってくださいね。

ファン作りのためのターゲット選び方

ファンを作るためには一番大切なのが、『ターゲット選び』です。

このターゲット選びが間違えてしまうと、ファンもそうですがお客様すらできません。

 

ターゲットを考える上で、ブルーオーシャンとレッドオーシャンの観点が一般的です。

今回は、ブルーオーシャン、レッドオーシャンの考え方ではないですが、紹介だけしておくとこんな感じです。

ブルーオーシャン・レッドオーシャンとは

 

レッドオーシャン・・・すでにある商品やサービスがあり、競合がだらけな広い市場。

例)コーチ、ラーメン屋、税理士など

 

ブルーオーシャン・・・今までにない商品、サービスであり競合が少ないニッチな市場。

例)保育士専門のコーチ、カレーラーメン専門店、YouTuber専門の税理士など

 

だから、「ブルーオーシャンのほうが競合が少ないので、ブルーオーシャンを狙いましょう!!」

が一般的なターゲットの選び方なんですが、今回は違います!

 

点数理論は別の観点のターゲットの選び方です。

ファン作りを加速させる点数理論

点数理論はとってもシンプルです。

 

点数理論とは・・・自分の市場とするビジネスで、商品やサービスを買っているお客様の属性を点数別で分類して、どのゾーンにいる人を自分のターゲットにするのかを、見える化して選定する

というものです。

 

この点数は、人の優劣を決めるものではなくて、『どの程度のサービスクオリティが必要なのか?』をわかりやすくするために、つけます。

コーチングビジネスの場合のお客様分類

80点以上〜100点未満の方・・・起業し社長として10年以上続いている。個人年収も3000万円くらいあって、それを1億まで持っていきたい。

 

60点以上〜80点未満の方・・・起業して個人事業主として3年くらい続いている。年収は700万円前後くらいあって、自分で稼げる力はある。

 

45点以上〜60点未満の方・・・会社員としてこのままではヤバイ!という危機感あり。副業とかスキルアップを目指してはいるけど、なにをしたらいいのかわからない。

コーチングを例にしていますが、カウンセラーでも、コンサルでも考え方は同じです。

80点以上〜100点未満 最終はこの層をお客様にしたい!

80点〜100点を目指す方への、サービス提供はかなり高度なスキルと知識が必要です。

言うなれば、『プロ中のプロを目指す人』に向けたサービス提供です。

 

メリットとしては、難易度が高い分、競合も少なく、報酬も高く設定できます。

デメリットは、単純に数が少ないってことです。

 

コーチングの例で言えば、年収3000万円の社長が、自分の周りにゴロゴロいるわけではありませんね。

数が少ないということは、『集客に苦労する』ということでもあります。

 

あなたが、この層に接触できる人脈やメディアを持っているのであれば、絶対にオススメのターゲット層です。

60点以上〜80点未満 理想のターゲット層

60点〜80点を目指す方へのサービス提供は、実績と経験を積めば誰でもアプローチできるターゲット層です。

この層のお客様は、自分で調べたり、勉強したり、実践などができる人です。

 

だから、一定レベルまでは、自分の力だけで身につけることはできているのですが、もうひとつ上のレベルアップするために、人からのアドバイスやサポートを求めています。

 

メリットとしては、分野の知識がある程度入っているので、少しコツがわかれば成果が早く出る人が多い。

デメリットとしては、特にありません。

強いていうなら、自分である程度できる人たちなので、わかりやすいメリットの提示が必要なくらいです。

 

この層にアプローチができると、数もそこそこいるしお金払いもいいので、経営的にも仕事のやりがいも得られます。

45点以上〜60点未満 副業や起業初期向き

45点〜60点を目指す方へのサービス提供は、副業や起業初期の段階でのターゲット層に向いています。

この層のお客様は、専門知識の勉強や、自ら行動を起こせていない方が多いです。

「興味はあるどけ、なにをしたらいいのかわからない」という方です。

 

入試では、45点〜60点というと不合格ゾーンですよね。

不合格ゾーンということは、言い変えればその分野においてまだまだ伸びしろいっぱいな方です。

 

メリットとすると、自分のスキルレベルが「ちょっと得意」「人より経験がある」くらいでもサービスを作れるので、商品化しやすい。

 

デメリットとすると、自分の得たい目標が具体的になってないのでその商品やサービスに価値を感じることができず、お金を払うまでいかない人がいる。

 

まずは、この層からアプローチして、経験と実績と収入を上げていきましょう。

まとめ

点数理論はわかりやすいように表現したものなので人の優劣ではありません。

どの層がいいと、どの層とかが悪いわけではなくて、単純にわかりやすい分類方法です。

 

自分が持っているリソース(人脈、スキル・経験、時間、お金)から最適な層へアプローチすることで、売上が上がりやすくなり、収入が安定します。

加えて、自分に合った層へ継続的にサービスを提供しつづけることで、一般顧客からファンへ進化していきます。

 

「最近、売上が低迷しているなぁ」と感じたら、ターゲットの変更を考えてもいい時期なのかもしれません。

点数理論を一つの観点として、使って頂けると嬉しいなぁって思います。

 

ではではありがとうございます。

 

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