みなさん、コミュニケーション能力ってどうやって学びました?
ぼくは、営業力のセミナーをよくさせて頂いているのですが、営業力が欲しいという方は全員、コミュニケーション能力も欲しい答えます。
社会人になり、営業をするようになると、営業っていう分野は勉強をすることはあります。
実際に、ぼくのセミナーにも多くの方が来て頂いて、真剣に自身の営業力アップに注力しています。
しかし、コミュニケーション能力は違います。
コミュニケーション能力を向上させるために、必死に勉強して自己投資している人ってほとんどいないのです。
だからこそ、これが逆なんです。
営業力を上げたければ、営業力だけを勉強するのではなく、コミュニケーション能力から勉強する。
そうするとプライベートのコミュニケーション能力も仕事のコミュニケーション力も両方あがります。
プライベートでは、異性にモテるようになることは当たり前で、人見知りだったのが友達が出来たり、初対面の人と話す時に緊張しなくなったり、彼氏・彼女、夫婦関係が良好になったり。
めちゃくちゃ多くのいいことが起こります。
仕事では、営業力はもちろん上がります。
それ以外にも、会社での業務がスムーズになったり、上司との関係性がよくなったり、いじめられることも、一人ぼっちにさせられることのありません。
やはり、コミュニケーション能力は、仕事でもプライベートでも両方において必要なのです。
『コミュニケーション能力』とは一言で表現しきれないほど、とっても深いスキルです。
・コミュニケーション能力があれば人に好かれながら商品が売れます!
・コミュニケーション能力があれば独立・起業できメシが食えます!
・コミュニケーション能力があれば、一生仕事にもプライベートにも困りません!
今回は、ぼくたちが生きて行く上で一番大切なスキルなんじゃないかってぼく自身も思っている、『コミュニケーション能力が向上する』3つの要素について、出し惜しみなくお届していきます!
売れるコミュニケーション能力は3つの力の集合体
コミュニケーション力とは単体のスキルではありません。
「これをやったから、コミュニケーション能力が上がる!」というものではなく、いろんなスキルの集合体なのです。
その集合の観点は大きく分けて3つに別れます。
・知識
・滑舌・声色
・聞き出す力とその姿勢
これら3つを向上させると、掛け算となり、コミュニケーション能力を飛躍的に向上します。
では、詳しく見ていきましょう!
1つ目:知識
サッカーのJリーグ観戦が趣味である友人と話をする時には
・直近のJリーグの順位
・リーグで注目選手
・攻めや守りの戦略
・自分の応援チームの選手名とその特徴
・サポータ同士の恋愛アルアル
などの知識が必要ですよね。
コミュニケーションを取るためにはJリーグについての言葉(語彙)を知っている必要があります。
言葉を知らないと、相手から投げかけられた内容がわからないし、こちらから質問を投げ返すこともできません。
コミュニケーション能力を向上させる一つ目の大きな要素が『知識』です。
知識がないと、なにを質問していいのかわからないし会話に深さが出ません。
また、相手が話している内容が、知識不足で理解できないので、『伝える・伝わる』というコミュニケーションの本質も成り立ちません。
2つ目:声の出す瞬間(滑舌・声色・感情)
可愛くて、とても好きな女性をデートにお誘いするとき
「こ、こ、こ、こんど・・・。
ぼ、ぼくと、こうヴぇ(神戸)の夜景が綺麗なと、と、ところに、デ、デ、デートに、行ってください、ま、まませんんか?」
かなり極端に書いてしまいましたが、『伝え方』の部分です。
しかし、伝え方が残念だと、『伝わり方』も自分が思った通りには伝わりません。
ここでの大切な要素は声を出す瞬間です。
普通の文章にすると内容はとてもステキですよね。
「今度、僕と神戸の夜景が綺麗なところに、デートに行ってくださいませんか?」
です。
滑舌が悪かったりすると、相手が聞き取りずらく、伝えたいことがスムーズに伝わりません。
また、声のトーンが極端に低かったり高かったりすると、聞き取りずらくなります。
そして、台本の棒読みのように感情がないと、相手は聞く耳を持を持ってくれません。
ぼくたちは、『コミュニケーション能力』というと内容を重視しがちです。
・話す順番は、結論から言わないと!
・できるだけ短く相手に伝えないと!
・誰にでもわかるように専門用語は使わない!
これらは、もちろん間違いではありません。
しかし、内容だけでは不十分だってことです。
名曲は『いい歌詞+いいメロディー』です。
声の出す瞬間の滑舌や声色はあなたのコミュニケーション能力においては、メロディーの部分です。
3つ目:聞き出す力とその姿勢
『聞き出す力とその姿勢』はコミュニケーション能力の中では、とても大切な要素です。
営業をする時には、この力がないとお客様が心を開いてくれないので、信頼関係が築けません。
だれも自分に興味ない人に話したいとは思わないですよね?
「めちゃくちゃあなたのことに興味があって、あなたのお役に立ちたいんです!」
「貴社には前からずっと興味があり、本日訪問させて頂いて大変うれしいです!」
などと言われると嫌な気がしませんよね。
一方で、音声ガイダンスのように機械的質問されるとどうでしょう?
たとえ、知識があり、聞き取りやすい声のトーンでも、答える気にはなりませんよね。
コミュニケーション能力は”話すだけ”のスキルではなく、”聞く”スキルも含まれます。
この観点が持てているかによって、あなたコミュニケーション能力の成長スピードはまったく変わってきます。
売れるコミュニケーションの3つの要素の伸ばし方
知識
まずは、『ターゲットを決める』ことです。
どんな人とコミュニケーションが取りたいですか?
それが明確にならないと、どんな知識が必要になるのかわかりません。
法人営業で言うならば、
商談先が、資材部なのか、技術部へ行くのか。行き先が変われば相手が”欲しい情報”が違います。
加えて担当者様が持っている”知識”も違うので、質問される内容も違いますね。
また、個人向けの商品販売では、『どの地域に、どの年代に、どんな興味があるのか?』などがわかっておかないと、相手へ質問もできないし、質問されたことに対して答えることができません。
知識を得るにはまずは、ターゲットを絞る!
闇雲にやっても時間効率が悪くなってしまいます。
効率的に・効果的に知識量を増やすためには、まずは、自分がコミュニケーションを取りたい方を明確にしましょう。
声の出す瞬間(滑舌・声色・感情)
まず一番効果的なのが、『母音を練習する』です。
母音とは『あ・い・う・え・お』ですね。
この5つの言葉は全ての日本語に使われています。なので、母音が綺麗に発音できれば、全ての日本語が綺麗の発音できることになります。
練習方法としては、鏡を見ながら口をめいいっぱいに開けて母音を発音すること。お風呂の中で口をめいいっぱいあけて母音を発音するか。
この2つが効果的です。
実際、ぼくはお風呂の中で練習してみると、次の日のセミナーは自分でも驚くくらい声が通ったのを覚えています。
声とは「口の開け方」が大きければ、綺麗に発音されます。
練習でおおげさくらいにしとくと、実際に人に話をした時には、いいかんじの大きさになっています。
一度チャレンジして見て下さい。
劇的に声の通りが聞きやすくなり、滑舌もよくなります!
聞き出す力とその姿勢
聞き出す力とは『質問力』と『提案力』です。
この2つがあれば、いろんな角度からツッコミを入れることができ相手が気付いていない視点まで引き出すことができます。
また、聞き出す姿勢については、『最初から勝手に友達だと思い込む』ことです。
大げさからもしれませんが、これくらいでちょうどいい感じです。
どうしても初対面の相手と話をする時は、緊張してしまいます。
年間300名以上の方へセミナーやコンサルティングする僕でも、緊張します。
緊張すると表情が固くなったり、目が笑っていなかったりと、ぎこちなくなってしまいますね。
ただでさえ固いところが、気構えていってしまうとさらに固くなってしまいます。
初対面の相手でも、『久しぶりにあった友達だ!』って思い込ませていくと、表情も柔なくなり、相手に興味を注ぐことができるようになります。
まとめ
コミュニケーション能力とは『総合力』です。
また、”人に好かれながら”とは、相手に気持ちよく話してもらうことです。
知識があり、聞き取りやすい声で、めちゃくちゃ真剣に話しを聞いてくれる。
こんな人、絶対にええ人じゃないですか。
この3つができると普通のコミュニケーションがうまくいかない訳がないし、商品が売れない理由がなくなります。
コミュニケーション能力はすぐに効果が見えるものではありませんが、意識して練習していけば確実に身につく能力です。
最初にもいいましたが、
・コミュニケーション能力があれば人に好かれながら商品が売れます!
・コミュニケーション能力があれば独立・起業できメシが食えます!
・コミュニケーション能力があれば、一生仕事にもプライベートにも困りません!
ぼくは、本気で確信しているので、あなたもできるところからスタートしてみてくださいね。
半年後には驚くほど周りが”いい人”になっていますよ。
では、ありがとうございました!