こんにちは。
以前の記事で、ブログ(ホームページ)は「オンライン集客の基地」ということをご紹介しました。
▼「オンライン集客ってどんな方法があるの?」「何からはじめたらいいの?」という方は、まずはこちらをご覧ください!
上記の中で、優先的に取り組んでいただきたいのが「ブログ」です。ブログをうまく運用した場合、以下の流れで自動で集客が可能です。
①お客さんをブログに呼び込む
②お客さんに自分の商品の魅力を伝える
③お客さんがコンバージョンを達成する
※ブログで目指すべきコンバージョンは、ビジネスモデルや商品によって異なります。上記記事で言うと、「STEP3 LPへのアクセス」にあたります
ただし、やみくもに記事を書くだけでは、集客につなげるのは非常に難しいです。
ブログは今や、「アメブロ」や「はてなブログ」などの無料サービスも充実していて、取り組むのも非常に簡単です。
そのため、非常に多くの方がブログを運用していていますし、書こうとしているテーマやカテゴリが同じブログも、数多く存在します。
その中で、
「いかに自分のブログを読んでもらうか」
「いかに自分を選んでもらえるように差別化をするのか」戦略的にブログを運営していく必要があります。
この記事では、ブログ集客のうえで大切な「記事作成」のポイントを4つご紹介します。
ターゲットをはっきりさせる
ターゲットを決める意味
一般的に、お客さんがブログに訪れるまでの流れは以下となります。
(SNSからの集客はここでは割愛しています)
①ターゲットが悩みについて検索する
②検索結果から「自分の欲しい情報が載っていそうなページ」を選ぶ
③ページを読んで、商品への納得感があればお問い合わせ(購入)に進む
ターゲットが異なると、①「お悩み」②「欲しい情報」③「商品に納得するポイント」のすべてにおいて、伝えるべき情報が異なってきます。
せっかく記事を書いても、まったく相手に魅力が伝わらないことにつながりかねません。
余談ですが、ブログに限らず「ターゲット」について考える癖がつくと、ビジネス全般でマーケティングの精度が高くなるためおすすめです。
ターゲットの選び方
次の問いかけを考えてみてください。
あなたのブログは「誰」の「どんな悩み」を解決して、「どのような行動につなげる」ものでしょうか?
すでに商品を購入している人がいたり、見込み客をリスト化できていれば、
その中で多く見られる要素を選んでターゲットにすると良いです。
たとえば、20代男性、会社員のお客さんが多ければ、「20代男性、会社員」がそのままターゲットに設定できます。
一方で、これから商品を売り出す場合などには、自分の商品が価値を提供しやすい人を考えてみてください。
たとえば、「子供のいる主婦をお客さんにしたい」というように設定してしまって大丈夫です。
実際に、お客さんが集まったときに「独身女性の会社員が多かった」といった想定と異なる結果になる場合があります。そのときに、実態に合わせてブログを修正していくのでも遅くはありません。
「最初に完璧なターゲットを設定しなければいけない」というように、硬く考えなくても大丈夫です。実態と照らし合わせて、必要があればターゲットにもアップデートをかけていくイメージです。(頻繁に変えすぎるのは逆効果ですが)
ターゲットについて知る
ブログ集客を考えるうえで、特に知るべきは「お客さんの悩み事(関心)」と「検索に使うワード(以下キーワード)」の2種類です。
お悩み事については、実際のお客さんや、ターゲットに当てはまる属性の人が身近にいれば、積極的に話をしてみるのがオススメです。
雑談の中で、お悩みごとや興味のあることについて発見があるかもしれません。
実際に話を聞くのが敷居が高い場合は、「主婦 お悩み」のように、[keikou]ネットで情報収集する[/keikou]のでも充分です。
「主婦のお悩みランキング」のように全体の傾向を知れるデータから、yahoo知恵袋のように個別のお悩みを見れるサービスまで、さまざまな情報が得られます。
キーワードについては、ツールを使うことで調査できます。
有名なのは「Googleキーワードプランナー」ですが、登録が必要だったりするので、「関連キーワード取得ツール」や「UberSuggest」など手軽に使える無料ツールもおすすめです。
例として、30代主婦の「子育て」の悩みについて、記事を書くことを想定します。
こちらは「関連キーワード取得ツール」のスクリーンショットです。
「あ」行だけで見ると、「アプリ」「あるある」「アンケート」・・・と、子育てと合わせて使われる検索キーワードがさらに細かく表示されています。
「今日は子育てに役立つアプリについて記事を書こう」というように、お客さんの検索キーワードを元に、記事のテーマを選ぶことができます。
検索結果での見せ方に気をつける
1でも書きましたが、お客さんがブログを読むのは、「自分の悩みを解決する方法を知りたいから」です。
そのため、検索結果の画面で、このページに「知りたい情報が載っていますよ」ということを伝える必要があります。
検索結果はこのように表示されます。
記事の内容をアピールできるのは「タイトル」とその下の「説明文(description)」です。
descriptionは、先ほど調べたキーワードをふまえた文章に書き換えておきましょう。
(ブログサービスによっては変更できないものもあります)
タイトルは、クリック回数に大きく関わる、非常に重要な要素です。
お客さんの検索キーワードにあわせた内容で、短く簡潔な文章を選びましょう。
一例)
- 「○○する方法」
- 「○○のコツ!」
- 「便利な○○5選」など
記事の質にこだわる
情報を出し惜しみしない
ブログを読んだお客さんをコンバージョン(お問い合わせなど)につなげるには、ブログを書いている人への信頼感が必要になります。
一方で、お客さんは「自分の悩みを解決すること」を目的に、ブログを見にきます。
そのため、ブログには充分な情報が載っていて、自力で行動して解決できるような内容を求めています。
なので、ここで情報の出し惜しみをして、「欲しい情報が得られなかった・・・」と読者に不満を与えてしまわないように注意が必要です。
役立つ情報は「本当は有料で話したいけど・・・」という気持ちをおさえて、出し切ってしまいましょう。
お客さんがその情報を元に行動を起こして、成果が得られると、一気に信頼を得ることができます。
記事をリライトをする
さて、情報提供の目的で記事を掲載する場合、「投稿したら終わり」というわけにはいきません。
公開して1ヶ月ほどしたら、「記事が集客に貢献できているか」「情報が古くなっていないか」を確認してみましょう。
まずはGoogleアナリティクス」で、ページ単体でのアクセスを見ます。
詳しい見方については割愛しますが、ページ単体で見たときに
①「ページ滞在時間」が短すぎる
②「直帰率」もしくは「離脱率」が高すぎる
などの場合、リライトの必要があるかもしれません。
考えられる要因としては
①ページ滞在時間が短い→本文がちゃんと読んでもらえていない
②直帰率もしくは「離脱率」が高すぎる→記事のタイトルと本文の内容が合っていない
などがあります。
- イントロの文章を見直す
- 目次をつけて、文章の全体像を分かりやすくする
- 文章内の漢字や専門用語を減らして、読みやすくする
など、改善のポイントとなります。
②については、文章の内容に満足して(解決策が分かって)ブログから離れたパターンもあるので、他の結果と照らし合わせて判断が必要になります。(その場合はリピーター化が期待できるので、心配はいりません。)
もう1つ、リライトで重要なのが「情報の鮮度を保つ」という点です。
テーマにもよりますが、たとえば「マーケティング」「WEB」などに関する情報だと、1年前の情報も「古い(=今は通用しない)」ことがよくあります。
特に、その分野を専門としてビジネスをされる場合は、古い情報を放置しておくことで信頼を損ねかねません。
逆に、WordPressなどでは記事の更新日時を表示する機能がありますが、情報更新をマメにしていることが伝われば、信頼を高めることもできます。
更新頻度を一定にする
こちらは記事の更新に慣れた方向けの、テクニック的な内容です。
ブログを始めてすぐは、とにかく記事数を増やすことが必要な場面もありますが、
ビジネスの集客目的で運用する場合は、ある程度記事をストックできたあとは、更新頻度をそこまで重視する必要はありません。
そこで効果的なのが、「毎週○曜日更新」など、更新タイミングを決めてしまうことと、
それを読者に公表してしまうことです。
ブログのリピーターに対して、「訪問したのに記事が追加されていない・・・」というのはストレスを与えてしまいます。
あらかじめ更新するタイミングをお知らせしておけば、そういった余計なストレスを与えずにすみ、更新した記事を読んでもらえる可能性も高まります。
そして何より、宣言どおりに更新することで、「約束を守る人だ」と読者に印象を与えることができるので、信頼を得ることができます。
効果は大きいので、ぜひ取り入れてみてください。
まとめ
今回は、ブログの記事を書くときのポイントを4点ご紹介しました。
ブログ運営は記事を1つ書くにしても時間がかかるので、せっかくなら成果につながるものにしたいですよね。
ではでは、今日もありがとうございました!!