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営業活動をしていて『辛い・辞めたい』と思った時にする5つの解消法

  • テレアポ・飛び込みを毎日やっている
  • 必死にお客様に話をしている
  • 上司に詰められながらも頑張っている
  • 契約を取ろうと交流会にもいっている

 

毎日頑張っているけど、なかなか結果が出ない。それが営業というものです。

私も新卒で入社してから独立するまでの6年間はずっと営業でした。成果が出した時もありました。それ以上に大変なことが山盛りあって、『辛い』とか『辞めたい』とは何万回も思いました。

 

そんな思いを懐きながらも続けてこれて成果をさせたのも解消法を知っていたからです。

今日は営業が辛い・辞めたいって思っている方に向けた、憂鬱な気持ちを少しでも和らげて、前向きになれるような解消法をお届けしていきます。

気持ちを切り替えて、明日からまた頑張れるような内容にしていますので、最後まで読んでくださいね。

では、はじめていきましょう。

正直、営業活動って大変です

営業って大変です。本当に大変な仕事なんですよね。そういった気持はとてもわかります。

まずは、なにがそんなに辛いのか?を整理していきましょう。

ノルマがある

営業マンにとって避けて通れない『ノルマ』。このノルマが厳しい!

ノルマを達成できないと、クズ扱いされたり、できない奴っていうレッテルを貼られたり、見られ方をします。最初の内は大目に見てくれている上司も、結果が出ない状態が続くと当たりが強くなってきます。

 

営業は結果が全てです。

ノルマや目標が達成されていると、チヤホヤされたり好待遇になったりしまが、逆にノルマが達成されなかったら悲惨です。

月初にノルマが達成が見えている場合はいいですが、そうじゃない場合は『ノルマ』という数字に追い込みをかけられて、本当にしんどくて辛いものです。

また、ノルマを追っているいる時は『楽しい』という感覚よりも、『恐怖感』で仕事をしているので、全然楽しくありません。

売れないと凹む

営業マンは売れる(結果)が出ると楽しいです。しかし、売れないと全然楽しくありません。

 

「何のために営業やってんだろう?」

「こんなやり方で売れるわけない」

「この商品がダメなんだよ」

などという、マイナスのことばかり考えてしまって、気持ちが落ち込んでしまい行動に移せなくなります。

『負のスパイラル』の始まりです。

 

負のスパイラルは

売れない⇒自己否定する⇒自信をなくす⇒他者否定をする⇒全てが嫌になってくる⇒やる気が全く出ない

 

営業を経験したことがある人は絶対にこのスパイラルに陥ったことがあります。

私も新卒の時代にも、中途で入ったソフトバンクの時代にもこのスパイラルに陥ってなかなか抜け出せなかったことがあります。

同期と比較される

同期で仕事ができるやつがいるんですよね。運が良くて大きい案件が次々と獲得したり、初受注がめちゃくちゃ早かったり。

そんな時に先輩や上司からは、

「君と同期の◯◯君は結果を出しているみたいじゃないか。働いている期間は同じなのに、なんで君にはできないんだ?なんて憎まれ口を言われます。

 

これが本当にウザい。

 

比較されて気持いい人は1人もいません。それなのに、営業マンとは残酷なことに仕事の優秀さは『数字』として見えてしまうので、比較されやすいのです。

上司から数字の詰めがくる

上司からの圧力で悩まされることも多いです。全体としてノルマが未達成の時はいつも以上に上司もピリピリしています。

そんな時のとばっちりはたまったもんじゃありません。

 

「自分の機嫌くらい自分で取れよ!」と思ったことは数知れず。

理不尽に詰めらたり、成果が出ないことをコンコンと罵られたり。

そんな圧力も辛いなぁって思うところですよね。

ミスをするとお客様と上司の両方から怒られる

営業はお客様と会社の両方の窓口です。

ミスをしてしまうと両方から怒られます。お客様としてもミスを早くリカバリーして欲しいし、上司もミスしたことに怒ってきます。

「もうわかったから、少しほっといてくれ!」って大声で叫びたいくらい。

あとは、お客様と会社の板挟みでどうしたらいいかわからなくなる時。

 

お客様利益を守るのか、会社利益を守るのか。ものすごく微妙であり、どっちを取るにしても調整が必要であり、ストレスがめちゃくちゃかかります。

こんな板挟みで悩んでいる営業マンはいっぱいいますね。

大変だからこそ自分を認める

こんな大変なことを毎日、毎日乗り越えている自分を『おれ、すげぇ頑張っている!!』と認めてあげましょう。

寝る時でも、帰りの電車でもいいです。

小さな成果が出た時は、自分を自分でめちゃくちゃ褒めてあげてください。そんなことでもしないと、心が折れてしまいまた営業の現場に戻ることができません。

 

僕は営業は大変な仕事であると理解していると同時に、素晴らしい仕事であるとも理解しています。

営業で結果を出すと、できる営業マンとしてチヤホヤされます。

チヤホヤされて欲しいのです。営業で結果をだして!

だから、諦める前に次から出てくる5つの解消法を使って厳しい営業を乗り切って欲しいと本気で願っています

「辛い」の解消法①:勉強できるチャンスだと思う

営業という仕事を極めるためには、色んなスキルや知識が必要になります。

コミュニケーション力、専門知識、心理学、見た目の清潔感、敬語、ロジカル・シンキング、質問力、礼儀作法、企画力、ストレス耐性、人間関係調整能力、雑学・・・などなど。

上げるときりがありません。

 

営業という仕事をしていると、これら多くの知識やスキルを身に付けるためのキッカケを得ることが出来ます。自ら勉強する理由が発見できるのです。

 

質問力が上がればお客様から多くの情報を聞き出すことができる

心理学を知るとお客様のことが手に取るようにわかる

ロジカル・シンキングを身につけるとわかりやすい商品プレゼンができる

見た目がイケてるとお客様から瞬間で信頼感が得られる

社会人としての差が出るのは、『大人になってからの勉強量』です。勉強は大学で終わりではありません。会社の中だけの社員教育で終わりではありません。

 

自分の時間で自らの意志でどれだけ勉強するかどうかです。

営業で結果を出したい!という気持で、自分から勉強することは5年後、10年後に確実に役に立ちます!

 

そんな前向きなキッカケを与えてくれるのが、『営業』という仕事です。

  • 「今、怒られていることを修正すると自分のレベルが上がる」
  • 「ストレスに強くなると、これから出てくる問題にも動揺せずに対応することができる」
  • 「こんなイケてない上司にはならない!」

 

人の実力は問題を乗り越えた量で決まります。『嫌な上司』も『辛い仕事』も『理不尽なお客様』も全てあなたの成長のためにいてくれると思うのです。

成長して結果を出せるあなたになった時、ヘッドハンティングされたり、独立を手伝って欲しいといった声が掛かるようになります。

今の辛い仕事は未来の成功のための栄養素なんです。

 

「辛い」の解消法②:努力を客観的に見ることができる

営業の仕事は、営業成績という数字として現れるので努力したかしなかったのかすぐにわかります。

努力の積み重ねが結果に繋がり、努力を怠ると結果は出ません。

社会人は『自己評価』ではなく『他社評価』です。ぐるなびや食べログなどで、自分の店を自分で最高得点をつけたからといってだれも信用しませんよね。

 

ビジネスパーソンとしての評価もそうです。いくら、自分ができることをアピールしても実際の実績や実力がなかったら社会からは評価はされません。

営業成績というだれでも結果がわかりやすく、客観的な指標を得ることで自分の改善点に気付くことができます。気付いて改善するか、しないかはその人しだいです。

 

しかし、社会には評価すらされずにだだの『一労働力』としか見られない仕事もあります。

『評価してもらる』ことを真摯に受け止めて、成長の糧としましょう!

人は20歳を過ぎると『成長』か『衰退』しかありません。せっかくならば、営業の仕事に携わることで人生を『成長』としていきませんか?

 

「辛い」の解消法③:自分へご褒美をあげる

営業のやり甲斐とはやっぱり『結果を祝う』ことです。

 

大きな案件を獲得した時や、目標を達成した時の達成感や嬉しさは素晴らしいものです。自分が戦略的に取り組んで、狙い通りの結果が出せた時の興奮はやみにつきになります!

営業で結果が出た時は素直に自分を認めてあげましょう。いつもより大げさでもいいです。その瞬間の感情をしっかりと噛み締めてみてください。

お客様から感謝されたり、同期から羨望の眼差しを受けたり、上司から褒められたり、他部署でちょっとした有名人になったり。

 

人から評価されるって嬉しいものです。この気持が次へのモチベーションとなるのです。

その気持を忘れないためにも、『自分へのご褒美』をあげてください。

1日のノルマが達成出来た時には、帰りにデザートを買う

月間のノルマが達成出来た時には、好きな焼肉へ行く

年間のノルマが達成出来た時には、欲しかった時計を買う

このようにしていくと嬉しさが記憶にしっかりと定着して、またその気持を味わいたい!という強い欲求が生まれます。それが次へのモチベーションとなるのです。

 

「辛い」の解消法④:収入が上がる

営業は結果を出さえれば出せるほどに収入に反映される会社が多いです。前職のソフトバンクでも営業成績によって、ボーナスが大幅に上がったりしていました。

やったらやった分だけ収入として自分に返ってくると思うとやる気が出ますよね。

 

また、将来独立を目指すのであれば、営業スキルは収入に直結します。

自分のサービスが売れれば売れるほどに、自分の収入が上がって行きます。

多くの人は『お金』に関する悩みを持っています。

売れる営業マンになると『お金』に関する悩みはものすごく少なくなります。

 

物やサービスを売って欲しいという人は世の中にいっぱいいます。

どこの会社でも売れる営業マンを求めているのです。

売れる営業マンはどこでも引く手あまたであり、仕事がなくなることがありません。

 

今は「営業って辛いなぁ」と思うことがあると思います。

そう思う時は「もう一件取れたらボーナスアップ!」「トップ営業マンになると独立した時成功できる!」といった、収入アップに置き換えて見ましょう。

単純ではありますが、強力なモチベーションとなります。

 

「辛い」の解消法⑤:仲間と切磋琢磨する

営業として仲間と切磋琢磨することはとっても楽しいことです。

素晴らしい結果は自分一人では出すことができません。自分だけでは弱いのです。

仲間や同期がいるからこそ、お尻に火がついて頑張ろうとし、仲間がいることで凹んだ時に励まし合うこともできます。

 

営業マンにとって仲間の存在はライバルでもあり協力者でもあります。

成果を出した仲間のことはしっかりと認めて上げて、褒めてあげるのです。

それと同時に『こいつとおれではなにが違うんだろう?』とよ〜く観察するのです。そして心の中で『次は絶対に勝つ!!』という熱い闘志を燃やすのです。

 

『妬み心』ではなくて純粋に共に上がっていける仲間として磨き合って行くのです。

 

環境が最大の説得です。

今、あなたが営業できているのも会社のおかげであり、上司のおかげであり、お客様のおかげです。

あなたができる営業マンになればなるほど、貢献できる人が増えて行きます。

共に社会を支える一員として、一緒に頑張っていきましょう!

まとめ

営業の仕事って本当に大変です。しかし、甲斐があります!

お客様に価値を届けることができるのは、総務部でも生産管理でも製造でもありません。営業なのです。

『辛いなぁ』『辞めたいなぁ』って思うことが沢山あると思います。

本当に無理な時は身を引いてもいいと思うのですが、そうじゃない時は、もうちょい踏ん張りましょ!

 

泥臭く踏ん張って、もう一発努力して、もう一段自分を高めましょう!

 

この記事は『営業を辞めたらいいよ』っていうことを言いたいのではありません。

『気持ち切り替えて、もっとゴリゴリやっていこうぜ!』ってことが言いたいのです。

結果を出せる人が認められ、そうじゃないと認められません。社会はドライな部分もあります。

だからこそ、人に認められる存在になって欲しいのです。

 

だから、辛いことは引きずらず、次への一歩を踏み出していきましょう!

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