男女別マーケティングの基礎編2です。
男性と女性では、この2つの大きな差があり、この部分を間違って訴求してしまうと、全く刺さらないコピーライティングになり商品が全く売れません。
今回の内容は、「他人モテか自分モテか」という男女別マーケティングについて、解説していきます。
では、早速始めていきましょう!
他人モテの男性・自分モテの女性
男性と女性では、人から褒められた時に嬉しいポイントが異なります。このポイントの違いが、行動へのモチベーションの違いをもたらします。
これがわかりやすいのが、「他人モテ」にモチベーションが上がる男性と、「自分モテ」にモチベーションが上がる女性だということです。
では、早速、それぞれの特徴を解説していきます。
他人モテの男性の特徴
男性はとにかく、他人からの評価が全てです。
その中でも特に強いのが、この3つ
①女性からモテる
②昇進
③客観的なステータス
では1つ1つ深堀りしていきましょう。
女性からモテる
男性は、自分が好みの顔とかはどうでもよくて、「他の男性から羨ましがられる女性」からモテたいという欲求があります。
また、一人の女性だからモテるより、多くの女性からモテたいという欲求も備わっています。
これは、人類の歴史的な背景で、「多くの遺伝子を残せるオスが強い!」ということが、遺伝子レベルで刻みこまれています。
だから、男性は妻や彼女がいても浮気をしたり、あわよくば他の女性と関係を持ちたいと思うのです。
これは「自分は複数人の女性からモテるだぞ!!」と周囲に自慢したいから行う、男性の本能的な欲求なのです。
昇進
これは、男性のモチベーションの中で一番わかりやすいものです。「昇進=地位・肩書」ですよね。
この地位や肩書は、わかりやすく人に自慢できます。だから、男性は出席欲が強くあり、そして「肩書をもらった自分すごいだろ」と人から尊敬される自分を見て、モチベーションが上がるのです。
客観的ステータス
これは人によって色々ありますが、羅列するとこんなかんじです。
- 筋肉
- 車
- 時計
- 家
- 資格
- 趣味のコレクション
- 奥さんが綺麗
- 娘・息子が優秀
人から見られて、羨まし!!って思われるステータスを上げることor手に入れることに、モチベーションが上がります。
なので、結論は、男性へは「人から羨ましと思ってもらえますよ!!」を訴求するコピーや商品が売れるってことです。
自分モテの女性の特徴
女性か完全に、「自分モテ」で動いています。
だから、男性から見たら「どうしてあんな行動を取るんだろう?」って不思議に思うことも沢山あります。
自分モテの特徴は大きく2つ
①自分が決めたモノが最高に
②可愛いが全て
では、この2つの特徴を解説していきます。
自分が決めたモノが最高
女性は、自分が直感で決めたモノが最高だと確信しています。
だから、客観的な意見なんてどうでもよくて、自分の直感がなによりも優先されるのです。
ここで、セールス時に失敗しがちなのが、「客観的な意見で、他の商品を進める」ということです。
これが少しでも感じられると、女性は自分の直感を否定された気分になり不機嫌になります。
そうすると、「この場所・あなた=私を否定するウザいやつ」という思考に切り替わり、商品そのものを買うことを止めてしまいます。
だから、まずは、女性が選んだものは最大限に商品し、褒めるところからスタートしましょう。
可愛いが全て
「可愛い!あれも可愛い!これもめっちゃ可愛い」って聞いたことありませんか?
女性にとって可愛いとは複合的な意味を持つ言葉なのです。男性はついつい可愛いと聞くと、「見た目がキュート」や「少女心をくすぐる」というイメージを持ちますが、女性の場合はそうではありません。
可愛いには、いろんな意味がこもっており、極論全て可愛いの一言で終わってしまうくらいに、可愛いという言葉の意味は広いです。
だから、コピーライティングや商品のプロモーションをする時には、「可愛い」を深堀りした感情を表現する必要があります。
まとめ
男性と女性ではモチベーションが上がるポイントが全く違います。
男性:他人からの評価が大切
女性:自分の直感が大切
この2つの違いが、男性別マーケティングをする上ででは、基礎になります。この違いが、わかっていると男性向け商品への訴求するコピーや、女性向けの訴求するコピーが変わってきます。
【基礎編3】では、実際に男女別でどんなフレーズが刺さるのか?を解説していきますので、こちらも楽しみにお待ちくださいね。
ではでは、今日もありがとうございます!!