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100人アンケート 女性に刺さるジムウェアのセールスコピー〜男女別マーケティング〜

今回、女性に刺さるセールスコピーを検証すべく、とあるセールスコピーを比較検討するために有償で100人へのアンケートを実施しました。

その結果を分析すると、大変興味深いデータが浮き上がってきました。

 

女性向けにビジネスを展開している経営者やマーケティング担当者には、確実に参考になる内容になっていますので、是非最後までチェックしてください。

今回は「ジムウェア」のセールスコピーを比較検討しておりますが、これ以外にも数案件のアンケートを実施しております。

シリーズ化にてお届けしていきますので、どうぞ他のコンテンツも楽しみにお待ちくださいね。

アンケートのコンセプト・概要

今回のアンケートのコンセプトは、「女性に刺さるセールスコピーとは?」としています。

私はコンサルタントとして活動させて頂いており、男女両方のクライアント様とお付き合いがあります。

5年の実務を通して感じているのが、「女性をターゲットにしたい男性経営者・フリーランスが多い」ということです。

やはり、女性は消費することになれていますし、口コミや紹介率も男性に比べて圧倒的です。

今からの時代、ビジネスで勝ち残っていくには、「女性をいかにファンにするか?」は絶対命題です。

 

そんな絶対命題と理解してはいるものの、実際は「どうやって女性に刺さるマーケティングをしたらいいのかわからない」という男性経営者が大半です。

そこで、この悩みを解決するために、「男性である私が、女性のマーケティングについて男性目線で解説しよう!」と決意し、その1つのコンテンツとして、【100人アンケート】を実施することにしました。

対象・アンケート内容

対象:女性限定

年齢:下記のアンケートに出てきます

アンケートの引用元について:セールスコピーAは女性向けにかかれているサイト、セールスB案は男性にかかれているサイトから引用しております。

アンケート内容

Q1:もしあなたが「オススメ!ジムウェア」の広告を読んだときに、どちらの文面に惹かれますか?

Q2:【選択した広告について】あなたはなぜ、その広告を選んだのですか?当てはまる理由を一つお選びください。

Q3:【選択しなかった広告】なぜあなたは選ばなかったのですか?理由をひとつ教えてください。

Q4:年齢を選択してください

セールスコピーA案

出典:https://sockma.jp/brand/13263
(大人女子はジムウェアをどう選ぶ? おすすめ人気ブランド厳選10選!)

【キャッチコピー】

大人女子はジムウェアをどう選ぶ? おすすめ人気ブランド厳選10選!

【ボディコピー】

健康的なボディラインを作るためには、過度な食事制限よりも筋トレが効果的という話をよく耳にするようになりました。

その結果、”○○ダイエット”のような偏った食事を行う人が減って、ジム通いする方も増えてきたように思います。

いざ通おうと決めた時、最初に気になるのがやはりジムウェア。せっかく着るなら機能性が高いのはもちろん、かわいいウェアを着たいものです。

お気に入りのものならテンションも上がってトレーニングにも一層力が入りそう。

さて、そんなジムウェアですが、特に初心者は何をどう着たらよいかわからなかったりしますよね。

あと、このブランドは押さえておけ!というのを知りたい人も多いのではないでしょうか。

というわけで、今回は大人女子のためのジムウェアの選び方とおすすめブランド10選をご紹介したいと思います。

セールスコピーB案

出典:https://dandyism-collection.com/mens_fashion/11852/
(【メンズ向け】ジム通いが楽しくなるウェア選びの決定版)

【キャッチコピー】

ジム通いが楽しくなるウェア選びの決定版

【ボディコピー】

ジムに通おうと決意し、ジム選びから入会の手続きまで済まし、あとは通うだけ。

ただ、意外と悩むのが、ジムに着ていくトレーニングウェアではありませんか?
動きやすい機能性はもちろん、オシャレに敏感ならジムでの服装にも手を抜かず、スタイリッシュに着こなしたいですよね。

お気に入りの一着があれば、ジムの通うモチベーションの維持にもつながりますし。
また、スポーツジムの中では、見られていないようで、意外と周りはその人が着ている服装をチェックしているもの。

特にスポーツジムは異性と接する機会も多く、ウケが悪いウェアを着ているだけで、上手くコミュニティーに入っていくことが出来ません。
そんなジム通いには欠かせないトレーニングウェア選びについて、お伝えいたします。

 

アンケート結果

Q1:もしあなたが「オススメ!ジムウェア」の広告を読んだときに、AとBどちらの文面に惹かれますか?

結果:セールスコピーAが62%、セールスコピーBが38%でセールスコピーAのほうが、女性は惹かれるという結果になりました。

Q2:【選択した広告について】あなたはなぜ、その広告を選んだのですか?当てはまる理由を一つお選びください。

結果:上から順では「1位:納得できたから」「2位:自分にあいそうだから」「3位:楽しそうだから」この上位3つの理由で80%を超えている。その他の理由は「安心できそうだから」「効果が出そうだから」「便利そうだから」「その他」とこれらはほぼ似たような数となっている。

Q3:【選択しなかった広告】なぜあなたは選ばなかったのですか?理由をひとつ教えてください。

補足:「セールスコピーAを選んだ人が、なぜセールスコピーBを選ばなかったのか?」

セールスコピーAが選ばなかった理由

・Aはジムに行く理由がダイエットと限定されているし、ネガティブな表現が多く感じられて、自分の体型を意識してしまい、楽しくウェアを見られない気がするから

・かわいいタイプのウェアは、好みではないから。

・大人女子という言葉が嫌いだったから。

・ジム通いの初心者としては、パターンBの、ジム通いに欠かせないトレーニングウェアの方を知りたいと感じたから。

 

・○○10選!というタイトルのアフィリエイトブログを何度か見た事があり、商品の解説もそこそこに商品購入ページに誘導したりする様な事も多かった為、タイトルだけでなんとなく敬遠してしまう。

・出だしの、ジム通いする人が増えている話は、その後に続く本筋と関係がないから、なかなか本筋入らないことで興味が薄れてしまいました。

・Aが悪いわけではないが、Bの方がウェアに特化した説明になってる気がする。

・Aと比べてBの方がトレーニングウェアを選ぶ明確な目標がわかりやすかったため。

セールスコピーBが選ばなかった理由

・文章の語り口調が嫌だから。

・ジムに通う目的が出会いを期待してるような感じがして、ちょっと違うような気がするからです。

・異性と接する機会?という文面が好ましくなかったから。ジムに通う目的はそこではないと感じた為選ばなかった。

・パターンBの、ウケの悪いウェアを着てることによって、コミュにネーションの輪に上手く入っていけないという文に引っかかったからだ。この文を読むことによってジムウェアを選ぶことに過度に慎重になりすぎる人もでてくると思う。また、こういった文が広告に使われることによって、ジムウェアを着る人の間で、互いに見る目が厳しくなりそうだ。

 

・他人の目を気にしてジムウェアを選ぶ印象を持ったっため

・異性ウケやコミュニティに入るなどは本来のジムに通う目的から少し反れている気がしたし、その表現によって周りの目を気にしてしまうなど不安感を抱かせることに繋がると思ったから。

・「ウケが悪いウェアを着ているだけで、上手くコミュニティーに入っていくことが出来ません。」という文章がネガティブな感じがしたため。

・男ウケ狙ってないから

・前半の文面は良かったのですが後半の文章には共感できませんでした。特に、異性と接する機会も多いからウケが悪いウェアを着ているとコミュニティに入っていけない、というこの部分が、出会いを求めてジム通いという発想がなかったので個人的にピンと来ませんでした。

Q4:年齢を選択してください

結果:回答頂いた年齢の分布は「20代:33人・30代・43人・40代:14人・50代:10人」といった結果である。

解説と考察

今回のアンケートですが、セールスコピーAは女性向けのサイトから、セールスコピーBは男性向けのサイトから引用しました。

セールスコピーAの特徴としては「かわいい・大人女子・テンションが上がる」といった自分にフォーカスした表現がボディコピーの中の多く使われていました。

セールスコピーBの特徴としては「異性・見られる・コミュニティー」といった、他人からどのように見られるか?というところにフォーカスした表現が使われていました。

如実に出た女性が嫌いなワード

結果は上記にある通りですが、興味深いのは、「Q3【選択しなかった広告】なぜあなたは選ばなかったのですか?理由をひとつ教えてください。」の回答です。

 

セールスコピーAが悪いという理由は、全体を通して嫌いな理由がとてもフワッとしています。「かわいいウェアが嫌い「大人女子という言葉が嫌い」といった、強いて言うならここが嫌い!を作り出している感です。

今回のアンケートは全て女性が回答してくれています。今回このアンケートを作成する上で「なんとなく」をどう言語化してアンケートを取るか非常に悩みました。けれど結果を見てみると、セールスコピーAが嫌いと答えた人は、「なんとなく」で選んだ人が多いように感じました。

 

一方、セールスコピーBが悪いという理由はとてもシンプルでわかりやすいですね。

「異性の目を気にする・男ウケを狙ってない・目的が違う」といった、他人からの見られ方を訴求するフレーズがことごとく嫌悪感を抱かせています。

やはり女性は他人からの目は関係なくて、「自分がどうなるのか?」の一点に興味があることが、データより証明されましたね。

まとめ

今回のアンケート結果は、女性限定に回答して頂き、女性からの声を頂きました。

実際にコンテンツとしてまとめている時に、同じアンケートを男性限定でやってみても面白いと感じましたね。

ここでどれだけ回答に差が出るのかを分析していくと、女性向けと男性向けの購買心理の違いや、刺さるセールスコピーの違いが明確にカテゴリー分けでき法則性がデータと共に実証されていきます。

 

まだまだ分析する余地はあると思うので、今度は別の角度から解説と考察を行い、実際に女性向けにビジネスを展開していきたい起業家の方に参考になるようなコンテンツに仕上げていきたいと思います。

これからも、どうぞ楽しみにお待ち下さいね。

ではでは。

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