『ビジネスにおいてのファン作りを徹底的に分析する!!』
をコンセプトに、漫才師でもありながら、絵本作家、多数の本を出版、実業家といった様々の面を持っているゆうこすさんのファン作り戦略を実際の60人のアンケートに基づいて分析していきます。
「ゆうこすさんのどんなところが人を魅了しているのか?」「ファンがゆうこすさんに接触しているメディアは?」「なにキッカケでファンになったのか?」を60人アンケートを見ていくことで、私達がファン作り戦略を仕掛けて行く上での大きなヒントになります。
ゆうこすさんが好きな方も、そうじゃない方も、ファン作りの1つのパターンを知ることができるので、どうぞ最後までご覧ください。
ファン作り分析のコンセプト・概要
一度ファンができるとビジネスにおいて、様々なベネフィットがあります。
今の時代では、品質や価格での差別化が難しくなっています。だからこそ、自分にも商品にも企業としてもファンを作る必要性に迫られております。
ファンができた時のベネフィット
- 不安定だった売上が安定して見込めるようになる
- リスト(メールアドレスやLINE@の登録者数)の中に濃いファンが沢山いると、商品をリリースする前にある程度の見込み販売数が読める
- 製品を作る前に、どの程度のボリューム感で作ればいいか目安がつくので、大ゴケが極端に減る
- ファンが自然と口コミやSNSに投稿してくれるので、広告費を抑えれて利益が残りやすくなる
- 口コミからの紹介や来店されて場合、成約率が高いため押しの強いセールをしなくていい
- ファンは値引きを要求してこず、価格競争にならない
- 一定数買ってくれるファンがいるので、自分が作りたい製品やサービスを追求することができる
などの、実店舗型・属人的なビジネス両方で、『ファン作り』はこれからビジネスを発展させていく上では必須の戦略です。
だからこそ、ファン作りに取り組んでいる方は多いですが、実際にはなんとなくファン作りの施策を行いPDCAを回さずに行っている経営者がほとんどです。
今回は、「ファンとはどうやったらできるのか?」に悩んでいる経営者に少しでも参考になればと思い、芸人も作家も経営者としても注目を集めている、ゆうこすさんの「ファン作り戦略」を分析していきます。
ゆうこすとは・提供サービス
ゆうこすとは
菅本 裕子(すがもと ゆうこ、1994年(平成6年)5月20日 – )は、日本の実業家、モテクリエイター。
2012年に8月18日、HKT48を脱退。専門学校を卒業後、2014年に料理研究家として活動を開始。
4月には福岡市を拠点とする芸能事務所オフィスアウイに所属。2015年、講談社「ミスiD 2016」準グランプリ受賞。
2016年初めにインスタグラムを開始し、現在のSNS総フォロワー数は100万人に到達。
個人事務所KOSを設立し、ライブコマース事業などで年商2億円をあげる。
(出典:Wikipedia)
ゆうこすの提供中サービス
◯スキンケアブランド
◯本
SNSで夢を叶える ニートだった私の人生を変えた発信力の育て方
※掲載しきれなかった書籍も多数あり
◯セミナー・講演会
◯YouTube
◯ブログ
◯SNS
ルームウェアブランド #REVEYU
自分にも、好きな人にもモテるルームウェアブランド。
今から、私のインスタライブののち、REVEYUのアカウントからインスタライブを行います!ブランド立ち上げパーティーなどの詳細発表です!https://t.co/UaruTm4M6j pic.twitter.com/tRgERtkAP9
— ゆうこす (@yukos_kawaii) 2019年11月30日
※その他のビジネスとして、タレント業やイベントなど多数あり
アンケート内容
Q1:ゆうこすさんのファンになって、気になりだして、どのくらい経ちますか?
Q2:ゆうこすさんのコンテンツ(YouTube・Twitter・InstagramなどのSNS)にどのくらいの頻度で見に行きますか?
Q3:ゆうこすさんを一番見る媒体は何ですか?
Q4:ゆうこすさんのどんなところが好きですか?なぜ気になっているのですか?
Q5:ゆうこすさんのファンになったキッカケはなんですか?
Q6:年齢を選択してください
Q7:性別を教えてください
アンケート結果
Q1:ゆうこすさんのファンになって、気になりだして、どのくらい経ちますか?
結果:多い順に並べると、「半年〜1年」・「半年未満」の2つで75%を超えていきます。そこからは、「1年〜3年」・「3〜5年」・「5年以上」と続いていきます。
Q2:ゆうこすのコンテンツ(YouTube・Twitter・InstagramなどのSNS)にどのくらいの頻度で見に行きますか?
結果:多い順では「1週間に1回」で約半数を超えます。その後は「スマホを見る度」・「毎日1回以上」・「3日に1回」・「2日に1回」と続きます。毎日とスマホを見る度を合わせると28%以上がおり、ヘビーファンの方も多いことがわかる。
Q3:ゆうこすさんを一番見る媒体は何ですか?
結果:「YouTube」で約過半数を。続いて「Twitter」・「Instagram」・「その他」と続きます。その他は本やテレビだと推測できます。
Q4:ゆうこすさんのどんなところが好きですか?なぜ気になっているのですか?
・「どうやったらモテるのか」について明るく前向きに取り組み、発信しているところが好きです。ゆうこすさん自体も透明感があってかわいらしくて好きです。
・最初は有象無象のユーチューバ—だと思っていた。 どんな手段であってもお金を稼ぐ能力があることはすごいと思うが、自分とは相容れない人だと思っていた。
ある日銀行の待ち時間に読んだ雑誌で著書が紹介されていて、読んでみたら意外にいろいろ考えている人なんだなと考えが変わった。正直彼女の考えに全部賛同できるほどのファンではないけど、共感できることもあるのでひそかに気になっている。
・有名なグループに入っていた時には目立つ事はなかったが何か努力をする事で立ち直っていった子だなぁと思いましたね。 自分をアピールをする事で「もてる」を出していると思っております。
・アイドルで泣かず飛ばずだったのに、苦労の末、自ら起業して「モテ」を仕事にするという新しい業界を確立したから。
・メイクやファッションなど、「モテ」を強く意識していながらも、やりすぎない「ぶりっ子」加減を具体化しているところです。とても参考になります。
・まずはビジュアルが好きです。あんな可愛らしい女性がこつこつ自分のやりたいことを実践していき今ではクリエーターや起業家として活躍されているところをとても尊敬しています。ゆうこすさんの活躍を見ていると自分も頑張らないと!と生きるモチベーションが上がります。
・YouTubeの内容が分かりやすいところが好きです。また、提供動画に対しても、自分で試して気に入ったものだけを紹介するという、視聴者思いのところが好きです。最近は、経営者として働いていらっしゃるからか、顔が凛々しくなったなと感じています。常に、新しいことにチャレンジし続ける姿勢が、同年代として憧れです。
・可愛いのに起業家で発信力があるから。 自信家で自分のこと好きだけどナルシストみたいな嫌味がない。 インスタがいつも可愛いから
・ぶりっこを前面に出しているところや、最近大人っぽく色気があるところが好きです。 あとは、ファッションやスキンケアブランドなども出していて活躍が凄くて尊敬します。
・メイクのことをすごい載せていてみていて楽しくて凄く参考になるので。 やっぱり女の子はメイク動画を見るのが好きなので。
・最近に知ったがホリエモンと対談してたので何か実業家かなと思っていたが、元HKT48のメンバーということで興味を持ちインスタなど見ている。
・タレントのような見た目が魅力なのと、ビジネスなどの幅広い知識があって、どんな話題にでもついていけるところが良いです。
・YouTuberでもインフルエンサーでもなく、モテクリエイターであるところ。モテるためには!というところに特化していて、いやらしさも無く媚びるわけでもなく素敵だなと思う。
・モテたいという女子の本音。その本音に、いい感じで痒いところに手が届く内容を発信しているところが好きです!
Q5:ゆうこすさんのファンになったキッカケはなんですか?
・『ニートだった私の人生を変えた発信力』を読んでから。自分から言わないが、ニートだった時期があり共感できたから。
・YouTubeで動画をみて
・知り合いのインスタグラムによく出てくるから
・好きになったきっかけは、YouTubeで分かりやすく化粧の仕方などを教えてくれたことです。
・R25というサイトを見たのがきっかけ
・NEWSPICKSのYouTubeに出演しているのを見たため。
・ツイッターの写真が可愛かったから
・YouTubeの眉毛の整え方の動画を見たこと
・ゆうこすモテチャンネルを見て可愛くてファンになりました。
・たまたまYoutubeで見たからです。
・ユーチューブのメイク動画です。
・Twitterで見かけた
Q6:年齢を選択してください
結果:20代が51%・30代が34%・40代14%となり、若い世代を中心にファンがいることがわかります。
Q7:性別を教えてください
結果:男性ファンが30%、女性ファンが70%と男性にしては女性率が圧倒的に高いです。
ゆうこすがファン作りできた理由を徹底解剖!!
ゆうこすさんがファン作りが成功した理由は大きく3つあると今回のアンケートより浮かび上がってきました。
ファン作りできた理由1つ目:モテることに特化している
もともとHKT48のアイドルだったゆうこすさん。そこではあまり人気が出ず、料理研究家やニートなどの経験した後に、「モテクリエイター」として活動を開始しました。
Q4の「どんなところが好きですか」というアンケートでも、「モテを意識しているけど、ぶりっこしていない」や「ぶりっこを前面に出して振り切っている」ところがファンが集まっている要因になります。
一般的にはモテるというと、「あざとい」や「ぶりっこ」や「下品」といったマイナスなイメージに囚われがですがそれをやりきることで、好感を持てるまで持っていく「やりきる力」がファン作りには必要なことが、ゆうこすさんを見てわかります。
ファンは「普通」の人にはつきません。どこか特徴的であり、個性的ではないとファンにはなってくれません。
特に、属人的なビジネスをやっているのであれば、「特徴」や「個性」を全面的に外に出しそれをやりきる。そして、周りの人が認めるまでやりきることが、ファン作りには必要なことがゆうこすさんのファン作りを分析して読み取れます。
ファン作りできた理由2つ目:アイドルから実業家への決断
ゆうこすさんがHKT48のまま、活動を続けているとここまでファンは増えてはいませんでした。
実際に、Q1の「好きになってどれくらい?」のアンケートからは、1年未満にファンになった人が70%以上いることがわかっています。
これは、アイドル時代からファンだったわけではなく、「実業家・ゆうこす」になってからのファンになったという証拠です。
私達がビジネスをやっていく上で、初めやったビジネスが成功することは珍しいです。その時に、別のビジネスや別の方法に切り替えて再度チャレンジすることが必要だということが、ゆうこすさんのファン作りを見て考察できます。
ゆうこすさんもアイドル時代にはできなかったコスメやアパレルブランドを立ち上げたり、SNSやYouTubeを積極的に発信しています。
ファン作りにおいて、1つの商品やコンテンツをずっとやり続けることも大切ですが、うまくいかない場合は路線を変えてチャレンジしてみることの重要性がゆうこすさんの例から読み取れます。
ファン作りできた理由3つ目:SNSの継続発信
やはり、SNSの継続発信はファン作りには必須です。
これは、ホリエモンもキングコング西野さんからも同じことが言えます。また、ゆうこすさんをチェックする頻度もヘビーファンの場合は20%を超えています。
これから見ても、ファンを作る上で最もシンプルですが、最も大切なことは、「毎日1回以上の発信」だと断定できます。
まとめ
(出典:https://blue-38.com/?p=8371)
今回は、ゆうこすさんのファン作りを分析しました。
アイドルから実業家へということで、「可愛さだけ」かと思ったらそんなことはありません。しっかりとブランドも立ち上げ、情報発信を行い、ビジネスとしての定石を着実にやっております。
ファン作り戦略は、いろいろなアプローチがあるからこそ、自社・自分にあった戦略を取り、やり続けていく必要があります。
これからも、ファン作りに関する研究と分析を重ねて、それぞれの企業や人に合った「強烈なファンができるファン作り戦略」を確立していこうと思っています。
ではでは!!