コンテンツ一覧

ファンの心理を理解してあなただけのファンの作り方

ファンとは最高の顧客様です。ファンほど心強い存在はりません。

ビジネスパートナーと同じくらい大切にするべき存在であり、ほとんどのビジネスはファンがいてこそ売上が安定し成立します。

 

個人的な話になってしまいますが、野菜ジュースはカゴメと決めているし、牛丼は圧倒的に吉野家派で、コンビニはセブンイレブンです。

美容師さんも5年くらいずっと同じ人で、お気に入りのお蕎麦屋さんは週2は必ず訪問するので店員さんとも仲良しです。

自分に置き換えてみても、けっこう多くの商品やサービスのファンになっているなと気づき、他の選択肢がないかのように同じモノ・同じお店をずっと選んでしまいます。

 

ここには必ずなにかの理由と仕組みがあります。

なので、今回は自身の経験も踏まえながらファンになる心理を徹底解析し、ファンになってしまう仕掛けについて深堀りしてみました。

“あなただけのファン作り”にお役立てできたら嬉しいです。

ファンが生み出すパワーの凄さ

ファンは”盲目的”になってくれます。

これは決して悪い意味ではありません。恋愛に置き換えると”ゾッコン”や”ラブラブ”といったとてもポジティブな意味です。

街を歩いているとディズニーランドじゃないのに、ペアルックを来ているカップルや夫婦をたまに見かけませんか?

 

これって周りからすると「ちょっとイタい」と思われているかも知れませんが、本人たちは最高に楽しくて幸せなわけですね。

周りの人の目なんて一切気にしてないわけです。この“ポジティブな盲目的”であることがファン作りにおいて最重要キーワードになってきます。

自分が心の底から好きなモノやコトは周りからなにを思われようとも、強い意志で貫き通せるのです。

ファンのパワーとは、世間体や回りの意見といった現代人の弱い部分を全て払拭してしまうほど、強力のパワーを持っているのです。

 

だからこそ、私達のビジネスでは強力なパワーを持ってブランドも商品も全力で盛り上げてくれるファンの存在が必須で、ファン作りの仕組みを日々の業務にしっかりと落とし込むことが、大切なビジネスタスクとなっています。

ファンになる人の心理とは

人はなぜファンになるのでしょう?

理由はざっとピックアップしてみると

・コストパフォーマンス
・おじいちゃんの代からずっと受け継がれてきた
・性能、機能
・雰囲気・空間のステキさ
・キャラクターの良さ
・そこだけにしかない特別空間
・いい意味のクセが強い
・高級感
・誠実さ・紳士的な対応

などなど、”普通とは違うな!”と感じてくれるからファンになることがイメージできます。

 

つまり、私達のようなフリーランスや自営業といった”人ファン”になってもらいたい場合は、”普通じゃないけど好き”という感情を抱いてもらう仕掛けが必要になってきます。

これには、『どこを好きになってもらうか?』といった自身のアピールポイントを構築し、『どうやって好きになってもらうか?』という発信する仕組みの2つが連携するから成立します。

ここから具体的にこの2つの観点をさらに紐解いていきます。

あなただけのファンを作る3つのポイント

では、具体的に一人ビジネスオーナーがファンを作るためになにをすればいいのか?具体的に実行可能な施策を3つにまとめました。

自分の世界観を伝える

自分の世界観は『どこを好きになってもらうか?』という、自身のアピールポイントです。

これは決して、業務内容とか、実績とか、スキルレベルのことではありません。

『あなたが、なぜこの仕事をしていて、どんなポリシーがあって、どんな目標・夢に向かって取り組んでいるのか?』

といった、あなたの個人的な主義主張が世界観を生み出します。

 

”普通”とは平均やありふれたモノのことを意味します。

業務内容やスキルは突出していない限り、普通なものとして捉えられてしまって、差別化ポイントにはなりません。

アフターコロナ時代に突入して、ネットで調べて、オンラインで相談して、自宅から一歩も出ずにサービス利用ができるようになってしまいました。

”スキル・実績”といったネットですぐに比べられる要素しかないレッドオーシャンで戦っていては、ファン作りの難易度は高くなってしまいます。

 

なので、”他と比べようのない個人的な主義主張”をしっかりとすることが、一人ビジネスオーナーのファン作りにとっては必要になります。

”○○のコツ”や”○○の方法”といった、ハウツー系の発信もいいですが、それでは興味はもってもらえても、本質的なファンまで至りません。

”好き・嫌い”やプライベートの趣味などの人間らしい部分を、日々の発信に織り交ぜていくと、あなたにしかない世界観を作り出すことができます。

SNSの役割は”発信だけ”から相互コミュニケーションツールへ

SNSはただの発信ツールではありません。顧客様と仲良くなるためのツールとして使います。

アイドルや人気俳優でもないかぎり”情報発信するだけ”ではファンにはなってくれません。

一人一人とピンポイントで仲良くなっていく地道な活動が、ファンを増やすのが一番の近道です。

 

なので、“いいね”やコメントをくれる方と積極的に交流することが、今のSNSの活用方法です。

Twitterであれば、いいねをくれた方へは自分もいいねをしたり、コメントを書いたり、本当に良い発信内容ならリツイートをする。

Instagramも流れは同じです。自分の投稿によくいいねやコメントを入れてくれる方には、同じく自分からアクションをします。

 

また、SNSの発信に慣れた方は、是非ともライブ配信にチャレンジしてみてください。

FacebookライブでもインスタライブでもYou TubeライブでもOKです。

ライブ配信はSNS配信の中で一番ハードルが高いですが、リアルを感じてもらえるので親近感を構築するのにはもっとも効果的な方法です。

SNSの使い方は”発信するだけ”から”相互コミュニケーションツール”になっています。

顧客様と仲良くなるために、時間が許す限り楽しく顧客様と絡むようにしましょう。

本業以外のサブキャラを持つ

先程もお伝えしましたが、本業だけだとスキル・実績といったレッドオーシャンに巻き込まれてしまいます。

しかも、顧客様から覚えてもらいにくいです。

「あ〜あの人ね!」覚えてもらいやすい仕掛けとして”本業以外のサブキャラを作ること”が効果的です。

 

サブキャラの例をあげると

・ネコ好き、犬好き
・スポーツをバリバリやってる
・特殊な趣味がある(盆栽、伝統文化、異国の文化)
・ある食べ物への偏愛(ラーメンばっかり食べてる、とんかつを極めている)
・○○マニア(ガンダムマニア、レコードマニア)

など、“自分がファンになっているコトor活動”のことです。

私も、男性では珍しく華道(池坊)をしており、お花の先生もしております。

これがサブキャラとなり、「お花をやってる黒藪さんね!」とすぐに覚えてもらえますし、発信にも尖りが出てきます。

 

同業種の人が発信する内容はどうしても似通ってきます。

差別化するためには切り口を変えているつもりですが、それでも結論は似てきます。

 

だからこそ、日々の発信の中で、スパイス程度でOKなのでサブキャラの一面を出すようにしましょう。

Twitterでは10〜15ツイートに1回くらい、Instagramでは3〜5回に1回くらいペースがオススメです。

このサブキャラの発信があるからこそ、思わぬところから発信が注目されて、よく見るとちゃんとしている人!ってなると自然と問い合わせが増えて、集客にも繋がっていきます。

まとめ

今回は”あなただけのファンの作り方”を3つのポイントにて解説していきました。

ファン作りは大変ですが、楽しいものです。

日々、PDCAを回しながら、刺さるコンテンツや発信ができた時は思わずガッツポーズをしたくなるほど、嬉しいものです。

また、顧客様と信頼関係が高まり、仲良くなればなるほど、仕事にもやりがい生まれ楽しいものです。

 

ファン作りの仕組み作りは、やることが多いですが、1つ1つ丁寧にやっていきましょう!

『息するようにファン作り』LINEはこちらから

PAGE TOP