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【ファン作り分析】西野亮廣がやっているファン作り戦略とは?〜100人アンケート実施!!〜

『ビジネスにおいてのファン作りを徹底的に分析する!!』

をコンセプトに、漫才師でもありながら、絵本作家、多数の本を出版、実業家といった様々の面を持っているキングコング西野亮廣さんのファン作り戦略を実際の100人のアンケートに基づいて分析していきます。

 

「西野さんのどんなところが人を魅了しているのか?」「ファンが西野さんに接触しているメディアは?」「なにキッカケでファンになったのか?」を100人アンケートを見ていくことで、私達がファン作り戦略を仕掛けて行く上での大きなヒントになります。

キングコング西野亮廣さんが好きな方も、そうじゃない方も、ファン作りの1つのパターンを知ることができるので、どうぞ最後までご覧ください。

ファン作り分析のコンセプト・概要

 

一度ファンができるとビジネスにおいて、様々なベネフィットがあります。

今の時代では、品質や価格での差別化が難しくなっています。だからこそ、自分にも商品にも企業としてもファンを作る必要性に迫られております。

ファンができた時のベネフィット

  • 不安定だった売上が安定して見込めるようになる
  • リスト(メールアドレスやLINE@の登録者数)の中に濃いファンが沢山いると、商品をリリースする前にある程度の見込み販売数が読める
  • 製品を作る前に、どの程度のボリューム感で作ればいいか目安がつくので、大ゴケが極端に減る
  • ファンが自然と口コミやSNSに投稿してくれるので、広告費を抑えれて利益が残りやすくなる
  • 口コミからの紹介や来店されて場合、成約率が高いため押しの強いセールをしなくていい
  • ファンは値引きを要求してこず、価格競争にならない
  • 一定数買ってくれるファンがいるので、自分が作りたい製品やサービスを追求することができる

 

などの、実店舗型・属人的なビジネス両方で、『ファン作り』はこれからビジネスを発展させていく上では必須の戦略です。

だからこそ、ファン作りに取り組んでいる方は多いですが、実際にはなんとなくファン作りの施策を行いPDCAを回さずに行っている経営者がほとんどです。

 

今回は、「ファンとはどうやったらできるのか?」に悩んでいる経営者に少しでも参考になればと思い、芸人も作家も経営者としても注目を集めている、キングコング西野亮廣さんの「ファン作り戦略」を分析していきます。

キングコング西野亮廣とは・提供サービス

キングコング西野亮廣とは

西野 亮廣(にしの あきひろ、1980年7月3日 )は、日本の絵本作家、お笑いタレント。

漫才コンビキングコングのツッコミとネタ作りを担当。相方は梶原雄太。
絵本作家としてのペンネームはにしの あきひろ。国内最大のオンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」オーナー。

 

デビューの当初は芸人として注目を浴び、「はねるのトびら」などの数々のゴールデン番組やテレビ、ラジオの出演。

近年では、テレビに出ることを止め芸人としての顔よりも「絵本作家 にしのあきひろ」や経営者として認知が広がっていった。

(出典:Wikipedia

キングコング西野亮廣の提供中サービス

◯オンライサロン

西野亮廣エンタメ研究所

◯本・絵本

革命のファンファーレ 現代のお金と広告 

えんとつ街のプペル

ジップ&キャンディ―ロボットたちのクリスマス

オルゴールワールド

ほんやのポンチョ

The Lost Treasure 失われたアルアコの秘宝-時を経て再び巡り会う運命のカカオの物語

※掲載しきれなかった書籍も多数あり

◯漫才(劇場出演〜なんばグランド花月、ルミネtheよしもと)

チケットよしもと

YOSIMOTO

◯講演会

西野亮廣講演会 in 大阪 ~革命~

【近畿大学卒業式】キンコン西野の伝説のスピーチ全文

◯AmebaTV

株式会社ニシノコンサル

◯YouTube

毎週キングコング

◯ブログ

アメーバブログ

◯SNS

Twitter

Instagram

 

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昨日のハンサムは、サロンメンバーの皆と、富良野で呑んだよ。 #西野亮廣エンタメ研究所

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※その他のビジネスとして、個展やイベントなど多数あり

アンケート内容

Q1:キングコング西野亮廣さんのファンになって、気になりだして、どのくらい経ちますか?

Q2:キングコング西野亮廣さんのコンテンツ(YouTube・Twitter・InstagramなどのSNS)にどのくらいの頻度で見に行きますか?

Q3:キングコング西野亮廣さんを一番見る媒体は何ですか?

Q4:キングコング西野亮廣さんのどんなところが好きですか?なぜ気になっているのですか?

Q5:キングコング西野亮廣さんのファンになったキッカケはなんですか?

Q6:年齢を選択してください

Q7:性別を教えてください

 

アンケート結果

Q1:キングコング西野亮廣さんのファンになって、気になりだして、どのくらい経ちますか?

結果:多い順に並べると、「半年未満」・「半年〜1年」の2つで半数を超えていきます。そこからは、「1年〜3年」・「5年以上」・「3〜5年」と続いていきます。

Q2:キングコング西野亮廣さんのコンテンツ(YouTube・Twitter・InstagramなどのSNS)にどのくらいの頻度で見に行きますか?

結果:多い順では「1週間に1回」で過半数を超えます。その後は「スマホを見る度」・「3日に1回」・「2日に1回以上」・「毎日1回以上」と続きます。毎日とスマホを見る度を合わせると23%以上がおり、ヘビーファンの方も多いことがわかる。

Q3:キングコング西野亮廣さんを一番見る媒体は何ですか?

結果:「YouTube」で約過半数を。続いて「Twitter」・「ブログ」・「Instagram」・「ブログ」と続きます。その他は本やテレビだと推測できます。

Q4:キングコング西野亮廣さんのどんなところが好きですか?なぜ気になっているのですか?

・もともとキングコングの漫才をしてる時の梶原さんのボケに対する西野さんのツッコミが面白かったので、好きになりました。

・イケメンである。話す内容がとてもポジティブで応援したくなる為。 好奇心がとても旺盛でやる気に満ち溢れている感じが好き。

・カジサックとの動画で改めて彼をみたが思っていた以上に知的だし、自分を持ったいるなと感じている。他のタレントには無い面だと思うので好きです。

・西野さんを気になり出したのは大学の卒業式の話がとても素晴らしくて素晴らしい人間だなと思ったからです。

・絵本を見てびっくりして好きになりました。あと、成人式の振袖の事件の時の対応が素晴らしくて好きになりました。

 

・周りの目を気にせず、自分のやりたいこと、言いたいことをいう姿が素敵だと思ったので。それから西野さんの絵本もとても好きなので。

・魔法のコンパスという本を読んで、凄く柔軟な考えや、色々な生き方や考え方があっていいのだなという事を感じました。柔軟な考え方、今度どんな新しいことをしていくのかが気になっています。

 

・昔は「はねるのとびら」でよく見ていた。そんな彼に再び注目したのは「リベンジ成人式」を主催した、という話を聞いてからである。 最初は私も世間の意見と同じ「売名行為」と思ったが、彼の思いを聞いてから彼のファンになった。

・芸人さんの枠を超えて様々な活躍をしているところ。と言ってしまったら一言ですが、 西野さんはビジネスする際常に双方に利益を齎すよう考えているように思います。 また、西野さんをきっかけに新たなビジネスが生まれ、たくさんの可能性のタネを植えている方だと 今度はどんなことを考えているのかととても気になります。

 

・昔は顔ファンでしたが発言などから一時期好きではなくなったのですが、絵本を読んで感動し口だけじゃないんだなと好きになりました。

・何か発信するたびにボコボコに叩かれているのに、全く自分のスタイルを変えない所。お笑いのセンスはないと思うけど、最初から芸人ではなくて文化人として世に出るべき人だから。

・芸能活動以外の場で、自分が正しいと思ったことは自信を持って発言や発信し、自分だけでなく多くの人を幸せにさせている。

・相方の梶原さんのことを大事にしているところです。 カジサックチャンネル内の梶原さんとの動画を見て、特にそう感じました。 イジりながらも笑いに変えているところが、コンビ愛があっていいなと思いました。

 

Q5:キングコング西野亮廣さんのファンになったキッカケはなんですか?

・梶原さんのYouTuberデビュー

・インスタグラムなどSNSを中心に様々なことを発信したりイベントを企画していて今後の行方が気になった為

・キングコングのコントが好きだったから

・「革命のファンファーレ」読んで以来ファンになりました。

 

・フィリピンの子供たちに絵本を提供していることです

・独演会をみてからです

・魔法のコンパスを読んでからです。

・「リベンジ成人式」を主催した、という話を聞いてから。

・Twitterのトレンドに「キングコング」が乗っていて、久しぶりに聞いたな→ラジオ出演(佐久間さんのオールナイト)か→なにこれやっぱめっちゃ面白いキンコン→カジサック面白い→西野さんいろいろやってるんだ→すごい

・絵本作家やクラウドの活動。

・カジサックから毎週キングコングのチャンネルを知りそこから好きになりました。

・実業家として起業し、様々なところで講演会を開き始めた時

Q6:年齢を選択してください

 

結果:20代・30代・40代とも30%前後となり、幅広い世代にファンがいることがわかります。

Q7:性別を教えてください

結果:男性ファンが55%、女性ファンが45%と男性にしては女性率が高いです。

キングコング西野亮廣さんがファン作りできた理由を徹底解剖!!

西野さんがファン作りが成功した理由は大きく4つあると今回のアンケートより浮かび上がってきました。

ファン作りできた理由1つ目:芸人としての面白さ

西野さんが世の中に出たキッカケとしては、芸人としてです。

新人として漫才コンクールでは賞を総なめにしたり、ゴールデン番組を持つ速さも異常でした。

やはり、芸人としての面白さやトーク力がファンを引き寄せる大きな要素です。

これはQ4の「どんなところが好きですか?」のアンケートを見ても読み取れます。

 

また、今では「ひな壇には出ない!!」「地上波のテレビには出ない!!」といったお笑いでのメディア出演は減っていますが、なんばグランド花月や、ルミネtheよしもとでの漫才は定期的に行っています。

今でも、芸人として腕を磨き続けているからこそ、トークの面白さや発送の面白さを保つことができています。

 

やはりファンを作る上で「一芸に秀でている」というのはかなりの強みとなり、西野さんでは「芸人としてのトーク力」が強みの1つです。

私達がファン作り戦略を考えていく上で、「どこを尖らせていくか?」「どこを継続的に資金と時間を投下するのか?」をしっかりと定めることが改めて重要であることが、西野さんのファン作りから読み取れます。

ファン作りできた理由2つ目:コンビ愛(感情の籠もったメッセージ)

Q5の「好きになったキッカケは?」から、カジサック(相方の梶原さんがやっているYouTubeチャンネル)を見て改めて好きになったという人がかなり多くいらっしゃいました。

 

YouTubeの中での掛け合いは面白いことは当然ですが、梶原さんが突然現場に現れなくなった時の対応の仕方であったり、本当に相方を成功を応援している姿は、カジサックさん入り口だったにも関わらず、西野さんの人柄の良さに惹きつけられて、結果的には西野さんのファンになったという、「人柄がファンを作る」とても良い例です。

 

マーケティングを行う上で、SNSやYouTubeでの発信が重要になってきました。

WEBマーケティングを一切やらずに、認知度を上げ、売上を伸ばしていくのは今の時代ではかなり難しいです。

だからこそ、実店舗型のビジネスでも属人的なビジネスでも「WEBでの発信」に力を入れているのですが、良いことばかり発信していては、読者には響きません。

 

発信にはちゃんと「温度」や「感情」「想い」が乗っていることが大切です。

西野さんも相方の梶原さんのことが好きで本気で応援したいと思っているからこそ、それがYouTubeで伝わり、人の心を刺すことが出来たのです。

私達が発信する上では表面だけ繕ってウケのいいコンテンツだけを発信するのではなく、ちゃんとした想いを持って発信することが結局は遠回りのようでファン作りには一番の近道だということが、アンケートから読み取れます。

ファン作りできた理由3つ目:絵本作家としての活躍

Q4、Q5でもあった、絵本を読んで好きになった人が沢山いらっしゃいました。

代表作である『えんとつ街のプペル』では、西野さん一人で全て書くのではなく、クラウドファウンディングを使い、クリエイターがそれぞれの箇所(建物や背景、キャラクターなど)を分担し1つの作品を仕上げていくといった、絵本業界ではありえない制作方法を書き上げました。

 

チームとなって作り上げた絵本だからこそこ、他の絵本にはないクオリティの高い作品に仕上がっております。

こうした「作家としての妥協のなさ」に共感した人が「作家 にしのあきひろ」のファンになっていきました。

 

私達がファンを作る上で、本業以外からファンになってくれる人もいます。

西野さんも本業は芸人です。そこから、絵本作家になり、実業家に変化していき、いまでは沢山の顔を持って活動されています。

この事例はファン作り戦略も参考になる部分が多く、「本業以外でも好きでやり続けたら形になる」「本業以外でもファンができる」という可能性を私達に気づかせてくれます。

ファン作りできた理由4つ目:発信力と発信頻度

オンライサロン、ブログ、SNSの運用、講演会など、西野さん発信の頻度は本当に多いです。

実際に私もオンライサロンに入っているのですが、オンライサロンへの長文の投稿も毎日行っています。

 

ホリエモンさんのアンケートでも読み取れたのですが、強烈なファンが増えて来ると、Q3で取った接触頻度の箇所で「スマホを見る度に」と「1日は1回以上」の割合が20%を超えてきます。

これだけの頻度でユーザーが情報に触れても飽きない発信量と「発信し続けられる仕組み化」が、ファンを飽きさせずにファンであることを保つ秘訣だということがわかります。

まとめ

(出典:アメーバブログ

芸人としても、絵本作家としても、実業家としても活躍しているキングコング西野さん。

実際のアンケートを取って、ファンからの生の声を拾い上げると、「面白い」とか「すごい才能」といった表面的な部分以外のファン作りにとっても必要な要素が見えてきます。

 

ファン作り戦略は、いろいろなアプローチがあるからこそ、自社・自分にあった戦略を取り、やり続けていく必要があります。

これからも、ファン作りに関する研究と分析を重ねて、それぞれの企業や人に合った「強烈なファンができるファン作り戦略」を確立していこうと思っています。

 

ではでは!!

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