(2021年9月更新)
『一流』という響き。とてもいいですね!僕は大好きです。
“高級・高貴・選ばれし者”といった特別感がこの言葉には漂っています。
ビジネスをしていると、どんな分野でもいいので一流を目指して日々精進します。
せっかくフリーランスや自営業として起業したのであれば、やっぱり目指したいものです。
けれど、やはりそう簡単にはなれるものではありません。しかも、一流を目指していては一流にはなれないという罠もあります。
ですが『超一流』を目指すから、一流は通過点であり達成できるのです。
今日は、『一流』になれる人と『三流』に終わってしまう人の違いを、私なりに解釈した内容をお届けしていきます。
棋界 羽生名人の言葉
ぼくが尊敬する棋界の羽生善治さんが、とあるインタビューで『一流』への道筋をわかりやすく示された言葉があります。
三流は人の話を聞かない
二流は人の話を聞く
一流は人の話を聞いて実行する
超一流は人の話を聞いて工夫する
この言葉を今日はじっくりと紐解いていきます。
三流は人の話を聞かない
僕は、自身の成長にとって一番大切なことは素直さだと思っています。
人は人から学び、真似ることで技術や知識・知恵を吸収していきます。
そこに対して、素直さがないと、どんな素晴らしい知恵を教えて頂いても吸収することを妨げてしまいます。
また、人から教えてもらう時には謙虚さも必要ですね。
たとえ、自分がすでに知っている知識でも意図や背景が異なれば、目的が異なり、同じ方法を取ったとしても全く違う結果になります。
”人から教えを乞う”ということは、今の自分に足りないものや、さらなる高みへ登るために頭を垂れるわけです。
年上や実績があったとしてもプライドは横に置き、できるかぎり白に近い心で吸収します。
プライドは持つべきプライドと捨てるプライドがあります。
結果も出ていないのに、プライドばかり振りかざすのはダサいしカッコ悪い。
ステキなプライドとは「努力と結果に裏付けるされた自信」です。
なんの努力もしていないのに、なんの成果も出していないのに、プライドなんで持ってはいけないのです。
極端かもしれないですが、それくらいが丁度いいと感じています。
口だけの人は本当に三流です。そして、その三流から抜け出せません。
三流から抜け出すには、まずは実りのないプライドを捨てることからスタートです。
二流は人の話を聞ける人
人の話を聞ける人は『成長意欲のある人』です。
自分がなんか変わりたい!成長したいって思ってるから人の話を聞けるのです。
年齢なんか関係はありません。全ての生物は『成長』か『衰退』しかありません。
若かろうが、年齢を重ねていようが、会社では部長だろうが、フリーランスだろうが、関係ありません。
成長するか衰退するか選ぶのは僕たちです。
人の話にしっかりと耳を傾け、成長できる状態に自分を整えらることが二流へ入り口です。
一流は人の話を聞いて実行する
『人の話を聞く』この状態から、次のステージに上がるには行動が必要です。ここの差が一流になれるかどうかの大きな壁となります。
ほとんどの人が聞けるけども、行動に移すことができません。
人から教えてもらったことを、行動に移せるだけで上位10%に入ることができるでしょう。
行動するには『勇気』が必要です。行動したら、行動しなかった時の自分に戻ることはできません。
行動することによって得られる『変化』を受け入れざる負えないのです。
勇気を出すことが出来た人は、未知なる体験への一歩を踏み出すことが出来た人です。
行動するって本当に勇気が入ります。だって、やったことないことをするのですからね。
その未知なる体験を楽しめる人が一流の人になれるかどうかの分かれ道だと思っています。
今までの自分でいたいのであれば、今の自分でいいんですよ。
なにも起きませんけど。
何の変化もありませんけど。
そのまま、普通の状態ですごしてくれたらいいんです。
普通の人生ですから。
しかし、一歩でも行動してしまうと結果は変わってしまいます。
自分の仕事の成果をより良くしたい!とか、人生をさらに楽しくエキサイティングなものしたい!なら行動し続けることしかないのですね。
僕自身も、離婚を経験したり、コロナウィルスの蔓延で仕事が激減したりと、色々な凹む出来事がありました。
でも、その都度過去の自分を精算し、足りてなかったところを補うために勉強をしなおして、今までの方法とは違った方法を試してみたりと、前向きに行動をしてきました。
そのおかげもあって、今では、毎日楽しく、ビジネスでの次の展開が続々と舞い込んできています。
『変化して変化して、成長して成長しまくる!』
『変化した後の自分を100%受け止める』
一流の考え方と取り組み方までこれる人は、素晴らしい感性と器を持っております。
あとの、制限をかけているのは『行動量』です。一緒に頑張って目の前のできることをやっていきましょう!
超一流は人の話を聞いて工夫する
世界中探しても自分と全く同じ人はいません。だれにでも個性があり固有のものであるからこそ、”わたしらさ”がにじみ出て人を引き寄せ、ファンを作ります。
工夫することは『行動しながら考える』ことです。
教えてもらったことは、まずはやってみる。
やり方をしっかりと守りながらも、自分に合わせてチューニングを加える。
指の長さ、過去の経験、知識量、人脈。全部一緒なものは存在しません。
原理原則を捉えることに集中しながらも、それを自分なりに再現する為に工夫をするのです。
超一流になると人の話を聞いて行動するのは当たり前です。それに加えて行動しながら、考えるのです。
時には、失敗する(得たくない成果が得られた時)もあるでしょう。そんな時も、また修正しながら考えるのです。
行動なき結果はありえません。
工夫なき成長はありえません。
修正なき成果はまたありえません。
超一流には止まっている時間がありません。常に頭や身体を動かして、人のため会社のため世の中のためになにかしら行動しています。
動きながら考える!
これが習慣化することができると、あなたも超一流の仲間入りですね。
まとめ
今回は、羽生さんのコメントから、『一流』について考えてみました。
たいそれたことをお伝えしましたが、もちろん僕もまだまだこれからです。
自分で自分のことを『一流』を自信を持って言えるには、まだ何十年もかかるでしょう。
けれど、体はなしていなくても、心構えは身につけることはできます。
超一流の人は、超一流の考え方と取り組み方があります。
三流の人には、三流の人なりの考え方と取り組み方があります。
でも、せっかくなら、目指したらいいんじゃないかなぁって強く思います。
せっかく自分で責任を背負い込み、ビジネスを頑張っていくのだから、高みを目指すのは当然のことですね。
せっかくなら目指しましょう!1ミリでもワクワクする可能性が広がるなら。
では、ありがとうございます。